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獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんペットに咬まれたり掻かれたら(カプノサイトファーガ感染症)
文章:ムクムク(獣医師)
初出:2010/02/20 改訂:2011/01/20
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人獣共通感染症でまず頭に浮かぶ疾病は狂犬病であるが、幸いにも日本においては近年狂犬病発病が見られていない。
日本は島国であるので、国内の予防注射による犬の感染予防や海外からの持ち込みに関しては検疫など水際作戦が功を奏しているといえる。
しかし、近年今まであまり知られていなかったCapnocytophaga canimorsus(カプノサイトファーガ・カニモーサス)感染症に犬や猫の咬傷や掻傷から人が感染し、重篤な症状を呈している例が報告されている。

Capnocytophaga canimorsus感染症国内症例報告*1
発生年年齢感染源感染経路主な臨床症状予後
200290代咬傷・掻傷意識障害死亡
200460代掻傷敗血症死亡
200670代咬傷敗血症・DIC回復
200770代咬傷敗血症・髄膜炎回復
50代掻傷敗血症・嘔吐死亡
200860代咬傷敗血症・DIC死亡
50代咬傷敗血症・DIC回復
40代咬傷敗血症・DIC回復
70代咬傷発熱・創部発赤回復
70代野良猫掻傷敗血症死亡
70代掻傷敗血症・DIC回復

感染者の多くは癌治療中など疾患のあるケースもあるが、健常者も発症している。
犬や猫に咬まれたり掻かれた場合は、傷の大きさに関わらず医師の診断を受けられることが薦められる。
Capnocytophaga canimorsusは犬猫の口腔内に常在するグラム陰性桿菌で、国立感染症研究所年報によると犬の保有率は96%、国立感染症研究所獣医科学部鈴木道雄先生らの調査では犬の保有率74%,猫57%である。*1
犬咬傷の2%から分離される。
人での潜伏期間は1〜8日。
初期症状は、発熱・倦怠感・腹痛・吐き気・頭痛など。
糖尿病・免疫異常疾患・高齢者など免疫機能が低下している方の場合は重症化しやすい。
人が感染した場合には、クラブラン酸カリウムとアモキシシリンの合剤である製品名オーグメンチンやテトラサイクリン系、カルバペネム系抗生物質が効果的とされている。
そう言う意味では、犬やネコによって怪我をした場合、予防的に適切な抗生物質を投与されることが推奨されると言える。
現在の所、ペットのCapnocytophaga canimorsus菌を陰性化するに有効とされる方法はない。

引用文献:
 *1:獣医畜産新報2010年Vol.63 No.3 217-218
 *1:モダンメディア56巻4号2010[話題の感染症] 71

参考サイト:
カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症に関するQ&A(厚生労働省)
犬・猫のカプノサイトファーガ・カニモルサス感染症に関する衛生情報(日本獣医師会)
Zoonosis協会
カプノサイトファーガ-カニモルサス感染症について(横浜市感染症情報センター)
ライフサイエンス辞書
イヌ・ネコの咬傷感染によるCapnocytophaga canimorsus 敗血症の4症例(Vol. 31 p. 109-110: 2010年4月号)
アボット感染症アワー:犬咬傷による敗血症
感染症学雑誌2009 Vol.83 No.6:Capnocytophaga canimorsusによる敗血症の1剖検例
日本救急医学会雑誌Vol. 20 (2009) , No. 4 p.226-231:Capnocytophaga canimorsusによる敗血症・多臓器不全の一救命例
国立感染症研究所感染症情報センター:Capnocytophaga canimorsus が分離された、敗血症・多臓器不全で搬送され救命し得たイヌ咬傷の1例(Vol.28 p 299-300:2007年10月号)
杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸』
厚生労働省:愛玩動物の衛生管理の徹底に関するガイドライン 2006
研修医診療マニュアル-臨床現場で必要な知識と対応- 第2章 咬傷・刺傷

マスコミ報道:
犬・猫の菌で人間が感染死! 飼主「キスできないとか無理」と嘆く(ロケットニュース24)
犬、猫の口には細菌 02年〜6人が感染症で死亡(毎日新聞)
犬・猫の細菌で感染症、死亡例も 厚労省が注意喚起へ(朝日新聞)
犬・猫経由の感染症に注意―厚労省が呼び掛け(医療介護CBニュース)
犬猫の口内菌感染、8年間で6人が死亡(読売新聞)

リンク:
Zoonosis協会

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たくさんの命が犠牲になった中に、様々な動物の命も失われました。
家族同様のイヌやネコ、ウサギやハムスター、金魚や虫たち。
福島の原子力発電所事故で町に残らざるを得ず、命を終えた動物たち‥。
亡くした動物を描いてほしいという、被災者の方からのお申込を受け、絵本作家・イラストレーター・画家が、その『小さな命』を絵の中によみがえらせたいと思います。
★5月19日:東京
公開シンポジウム「ペットロスを考える」
ペットの死はあなたの責任ではない。
飼い主として避けることの出来ない愛犬、愛猫との別れ。
そして多くの方が経験するペットロス。
実際にペットロスを経験された方のお話、経験談等を通して意見交換を行い、その克服について考えるシンポジウムです。
★5月19日:長崎県
高齢犬猫の病気とケア
ペットが家族の一員と言われるようになって久しく、大切に飼われるペットが長生きするようになった。
ペットの高齢化に伴いさまざまな問題も現われてくる。
飼い主として、高齢ペットに何ができるのか、犬と猫の病気とケアに焦点をあてて知識を高める。
★5月19日:愛知県
介助犬フェスタ2012
今年も介助犬フェスタ2012を愛・地球博記念公園内 地球市民交流センター (通称:モリコロパーク)で開催します!
昨年第1回目を開催し、予想を上回るたくさんの方々にご来場いただきました。
今年はさらにパワーアップした内容で、皆様のご来場を心よりお待ちしております!
ご家族で! お友達同士で! 愛犬と一緒に! 是非ご来場ください♪
介助犬や使用者の人に会ってみたい方、愛犬と一緒に楽しい休日を過ごされたい方、社会福祉やボランティアに興味のある方、などなど、いろいろな方々に楽しんでいただけるイベントです♪
★5月21-24日:東京
Dr.イアン・ダンバーセミナー
5月21日「強化スケジュールの限界を超えた"改正"学習理論」
5月22日「イヌに失敗させないトレーニング実践的アプローチ」
5月23日「トレーニングプロセスの最終段階の成功で,フード
が消える」
5月24日「災害時,愛犬の命救えるでしょうか?」
★5月26日:東京
講演会「野生動物の保全と疾病研究を考える」
昨今、生物多様性の減少が急速に進む中で、希少野生動物保全の取り組みが各地で進 められており、注目を浴びつつあります。
一方で、各種の感染症をはじめとする様々な疾病が国内外で多発しており、野生動物の存続を脅かす問題となっています。
野生動物に対する疾病の原因究明や対策検討は、対象となる範囲が非常に広く、これ まで経済的な視点からも重視されなかったため、人や家畜の分野と比較して、十分に 進められているとは言いがたい状況です。
しかし、野生動物の保全を進めるにあたって疾病対策の確立が急務とされているため、早急な対応が求められています。
たとえば、オーストラリアのタスマニアデビルでは、世界ではじめて発見された感染するガン(デビル顔面腫瘍症)が流行し、その影響で絶滅の危機に瀕しています。
本講演会では、デビル顔面腫瘍症を発見し、その対策にあたっているAnne-Maree Pearse先生をお迎えして、希少野生動物を保護するための疾病対策について最新の知見をご講演いただきます。
また、日本における生息域内・域外で野生動物の疾病に関する原因究明ならびに対策検討を進めておられる方々に、それぞれ最新の成果をお話いただきます。
今後、野生動物の保全を進めるにあたって疾病の研究をどのように進めていけばよいのかを、会場のみなさんと一緒に考えます。
★5月26日:東京
犬と猫の譲渡会&フリーマーケット
東京都動物愛護相談センターより引き出した犬と猫の譲渡会です。
屋内ですので雨天決行です。
★5月27日:東京
二子玉川いぬねこ里親会
飼い主から虐待されたり見捨てられ行き場をなくし、愛護センターに行く寸前に救い出した犬猫たちと、家族の一員として犬猫を迎えたいと思う方との橋渡しをしています。
★6月2-3日:東京
ペット研究会「互」20周年記念セミナー「動物園:展示動物の現状と福祉」
「動物福祉」という言葉がより社会に浸透するようになった今でも、その範囲から漏れてしまっている多くの動物たちに社会の目を向けることが必要であるのではないでしょうか?
動物園や水族館は専門家によってしっかりと運営されている施設であると考えられていますが、本当にそこで飼育されている動物が最適な扱いを受けているか否かを検証する作業はあまり行われていません。
今回のセミナーでは、レイドロー氏という専門家を招き世界の動物園の現状及び問題、日本の動物園の評価等に関する講義及び未来に向けての提言等を聞く機会を設けることにしました。
★6月3日:町田市
町田動物愛護の会シンポジウム
『ペットが子供に与える影響』 太田光明先生(麻布大学)
『子供に伝える犬と仲良くなる方法』水越美奈(日本獣医生命科学大学)
★6月10日:東京
第48回ペットラヴァーズ・ミーティング
Pet Lovers Meeting は愛するコンパニオン・アニマル(伴侶動物)を亡くした家族のためのセルフヘルプ・グループです。
ペットロスーそれは家族の一員であるコンパニオン・アニマルを失った時、当然起こる心の反応です。怒り、悲しみ、自責の念、喪失感……愛する者の死を受け入れ、思い出と共に人生を歩いていくのは決して簡単なことではありませんが、同じ気持ちを持つ人たちと経験を語り合い、痛みを共有することで、心を整理する糸口が見つかるかもしれません。
★6月10日:新座
新座犬猫里親会
毎回、多数の犬猫が家族を待っています。
棄てられた犬猫に本当の家族探し 幸せ探しにご協力願います。
★6月30日:東京
アニマルシェルターセミナー第3弾地域の防災とボランティア教育のために
昨年開催した第1弾・第2弾のセミナーはボランティア養成を主たる目的に開催し、大変好評を博しました。
そこで、被災地の状況を反映させながら、シェルターメディスンの見地からのセミナーを企画致しました。
東日本大震災以降、各地で防災計画の見直しが図られています。
そのような状況下で、動物の同行避難等で様々な問題解決をしていかなければなりません。
この度のセミナーが各地でお役に立てれば幸いです。
★東京会場:7月7日開講,大阪会場:7月21日開講
JAHA家庭犬のしつけ方講座ベーシックコース(全4回)
JAHA認定インストラクターの水越美奈先生、矢崎潤先生を講師に迎え、犬と飼い主である人間が共に幸せに暮らすために必ず知っておきたいことを習得します。
犬の習性を理解し、科学的で犬に優しいしつけを行うことによって飼い主自身が犬にとって最良のパートナーとなることを目指します。
ベーシックコース修了後は、JAHA認定家庭犬しつけインストラクターを目指す「インストラクター養成コース」に進むことができます。
★7月31日開講:北海道
12'夏季野生動物保護(臨床医学・看護)セミナー
趣旨:野生動物の治し方や看護を学びたいとの希望で始めて19年目、816名が修了し毎年応募が殺到。
野生動物のレスキューを中心に、動物&自然施設での研修、自然観察を通して自然環境全体のことも学んでいただく、ユニークな環境獣医学教育。
目的:野生動物や自然に関心のある学生たちに、野生動物保護(傷病保護・希少種保護)の実際を教育し、国際的な感覚を身に付け生命の尊さと自然の大切さを学んでもらうこと。
★8月4-5日:尼崎市
パピークラスのコツと行動治療の実際
パピーケアスタッフ養成講座フォローアップセミナー
★10月27-28日:兵庫県加西市
★10月28日:宝塚
★2013年7月まで
被災された方専用ペットロスメールサポート
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行方がわからない伴侶動物への思い
一緒に住めない伴侶動物への思い
一緒に大変な生活をしている伴侶動物への思い
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