獣医師広報板トップページ動物よくある相談メニュー日本は動物愛護の後進国?
獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃん日本は動物愛護の後進国?
回答:megumi takeda
初出:2018/12/22
◆「動物よくある相談」利用についての注意事項
★情報は自己責任でご利用ください。
★記載されている記事は獣医師広報板の掲示板に投稿されたものが中心で、獣医師広報板の
 見解を代表するものではありません。
掲示板過去発言検索システムも試してみてください。
★飼育方法の質問はペット動物フォーラムの各動物種別掲示板をご利用ください。
★特に獣医師のコメントが欲しい質問は、意見交換掲示板をご利用ください。
◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

◆過去発言検索システム◆
過去発言検索システム


<質問>
先進国のペットショップで生きた動物を売っているのは日本を含む少数で、だから日本は動物愛護後進国だという人がいます。
本当にペットショップで生きた動物を売っている国は、少ないのでしょうか。
また、日本ではインターネット通販での生きた動物の販売は禁止されていますが、これなども他の先進国では当たり前なのでしょうか。
ご存じの方お教えください。


<回答>
1、「ペットショップで生きた動物を売っている国は、少ないのでしょうか」について。

結論から言えば、それは「嘘」です。
まず先進国の範疇ですが、西北ヨーロッパ、北米、オセアニア、シンガポール、香港、台湾などがあります。
これらの国で、生体販売ペットショップを法令で禁止している国は一つも確認できません。

自由経済下の民主国家では、職業の自由が保障されています。
また日本の独占禁止法に類する法律があり、経済の自由競争が保障されています。
特定の業種業態である、生体販売ペットショップを全面的に禁じることができないと判断するのが妥当です。

日本で特に「生体販売ペットショップがない」と喧伝されている国には、イギリスとドイツがあります。
しかし両国とも生体販売ペットショップが多くあります。
まずイギリスですが、生体販売ペットショップは約3,000店舗あるとの複数の統計資料があります( https://ornamentalfish.org/what-we-do/represent-the-industry/pet-shops/ イギリスのペットショップ団体による資料)。
対して日本の生体販売ペットショップ数は、総務省経済センサス基礎調査 平成26年版( https://www.stat.go.jp/data/e-census/2014/index.html )によれば、5,045店舗あります。
人口比では、イギリスは、日本より1.6倍も生体販売ペットショップが多いのです。
なお、イギリスでは、犬猫もペットショップで展示販売することが合法です。
有名な、子犬の安売りに特化した、dogs4us という、巨大店舗ペットショップチェーンがあります。
店舗名で動画検索してください。

ドイツは、生体販売ペットショップは約4,100あり( https://de.wikipedia.org/wiki/Zentralverband_Zoologischer_Fachbetriebe_Deutschlands )、人口比では日本の1,2倍あります。
もちろん犬猫の展示販売が合法です。
世界最大の生体販売ペットショップはドイツにある、Zoo Zajac と言う店です。
店舗名で動画検索すれば、この店での子犬販売の様子が分かります。

アメリカには、約3万5,000店舗のペットショップがあります。
その数は日本の約7倍であり、人口比では約2.4倍です。
もちろん犬猫が売られており、その多くがパピーミル由来とされています( https://me.me/i/most-pet-store-puppies-come-from-puppy-mills-puppy-mippies-2d7d03870c384a098f52988219e2d8c1 )。


2、次に「日本ではインターネット通販での生きた動物の販売は禁止されていますが、これなども他の先進国では当たり前なのでしょうか」についてです。

結論から言えば、「特定の動物(動物愛護管理法で定める愛護動物)の、非対面のインターネットなどでの通信販売(対消費者)を全面的に禁じている国」は、おそらく日本だけと思われます。
北米(アメリカ、カナダ)、オセアニア(オーストラリア)、EUとスイスのうち、犬などのペットの生体の非対面通信販売を禁じている国はありません。
アメリカ、オーストリア、スイス、イギリスは、犬などのペットの非対面通信販売は、業者の資格要件などを定めていますが、日本のように全面的に禁じてはいません。
大変盛んに、犬などのペットのインターネット販売が行われています。

まずアメリカ合衆国では、ペットの非対面通信販売の規制は、繁殖用メス犬を4頭以上保有する業者のみが対象です。
ブリーダーの免許が必要で、免許の取得には750ドルが必要です( https://www.ibtimes.com/new-regulations-imposed-internet-pet-sales-usda-cracks-down-puppy-mills-1404197  2013年)。
言い換えれば、繁殖用メス犬が4頭未満か、ブリーダーの免許を得ていれば、犬の非対面通信販売は全く合法です。
なお、規制対象は犬だけです。

EUでは、ペットの非対面通信販売を禁じている国はありません( https://www.theparliamentmagazine.eu/event/illegal-online-pet-sales-?-case-self-regulation )。
イギリスは、犬のインターネット販売が大変盛んで、2016年の全英ケネルクラブの推計では、犬の取得のうち、4分の1がインターネット販売によるものでした( https://towcester-vets.co.uk/2016/09/paw-week-12th-lets-stop-puppy-farming/ )。
イギリスは2018年10月1日までは、犬などの非対面通信販売の規制が全くありませんでした。
しかし2018年10月1日以降は犬に限り、非対面通信販売を行う業者に対しては、インターネット上の広告に、販売業者の免許番号、犬の生産地、現在の飼育地を明記することが義務付けられました( https://www.gov.uk/government/news/animal-welfare-boosted-by-new-law-coming-into-force )。

スイスは、2018年3月1日から、連邦動物保護規則(Tierschutzverordnung)76条aの改正により、犬に限り「販売者は名称と住所をインターネット上に明記すること。犬の生産地と飼育地の明記。プロバイダはその情報に責任を持つこと」が規定されました( https://www.admin.ch/opc/de/classified-compilation/20080796/index.html )。
それ以前は、匿名であっても、犬などの生体の、インターネットでの非対面通信販売が合法でした。
2015年のスイスのマスメディアの記事によると、スイスの新規登録犬の約半数が輸入犬で、そのほとんどがインターネットで購入されたものとしています( https://www.20min.ch/schweiz/basel/story/Suesse-Welpen-entpuppten-sich-als-Kampfhunde-20440176 )。

EUのうち、ドイツなどでは、いまだにインターネットなどの非対面のペット生体の通信販売の規制がありません。
ペットの生体の、インターネットによる非対面通信販売は、日本以外の国では禁止されておらず、非常に多く行われています。
https://youtu.be/RM0CdFt56YU

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペット健康館 - 犬猫用の健康サプリメントの販売、ワンダードリーム様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:ハイパージョイントセミナー(HJS)様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

掲載期間:2019/01/15-2019/03/14
[広告]


5月13日生まれのちぃちゃんたち
4羽入ってます。
画像募集中!!(無料)
画像集

◆獣医師広報板キャンペーン

◆第10回日本動物大賞社会貢献賞
主宰者が(公財)日本動物愛護協会様主催第10回日本動物大賞社会貢献賞を受賞しました。 これも、開設以来お手伝いいただいているボランティアスタッフさんや企業・個人サポータ様、また掲示板での返事付けなど応援・支援者さまのおかげだと思っています。
授賞式当日の様子はクリックです。

◆Twitter
獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

◆FaceBook
獣医師広報板の最新更新情報をFaceBook(主宰者川村幸治のページ)でお知らせしております。

◆獣医師広報板からのお願い
獣医師広報板をご利用、本当にありがとうございます。
獣医師広報板は個人サイトですが、その運営はボランティアスタッフが担い、運営資金はサポーターの応援に頼っています。
獣医師広報板は多額の累積赤字を計上しております。
サポーターは企業でも個人でも結構です。
ぜひ、獣医師広報板をサポーターとして応援ください。

◆動物由来感染症関連リンク(外部リンク)

◆電子図書
電子図書「"犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍」は、2016年3月4日より第三版になっております。
新しいエピソードも追加され、データーも更新されています。
第一版、第二版を読まれた方も、是非第三版をお読みください。
犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−第三版2016/03/04公開

◆獣医師広報板の主張
★ペットを一生責任持って飼えるか、飼う前によく考えましょう。
終生飼育啓蒙ポスター(pdfファイル)
こども安全サイト宣言
★2018年7月25日更新:犬ブルセラ病撲滅を目指して

◆PC版コンテンツ利用数ベスト10(12月期)
  1. 飼い主募集セミナイベント(30,577)
  2. 迷子動物、保護動物掲示板(23,563)
  3. 動物よくある相談( 22,435)
  4. 猫のカロリー計算(15,641)
  5. 犬のカロリー計算(13,079)
  6. 迷子動物・都道府県別確認先一覧(10,274)
  7. 動物関連・求人求職掲示板(8,554)
  8. 犬・猫と人間の年齢換算表(4,146)
  9. 動物の愛護セミナイベント(2,118)
  10. 野生動物保護窓口(1,830)
コンテンツ別アクセス数

◆新着動物よくある相談

◆新着お薦め本

お薦め本の登録依頼はフォームでお願いします。(登録無料)

◆新着リンク

リンク登録依頼はフォームでお願いします。(登録無料)
獣医師広報板はトップページからの相互リンクを歓迎します。
ブログや携帯サイトの登録依頼も歓迎です。

◆新着画像

新潟市水族館マリンピア日本海
カマイルカ。

画像の登録依頼はメールでお願いします。(登録無料)

◆プロフェッショナルセミナー・イベント

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆一般市民向けの動物に関するセミナー・イベント
★毎週土曜日午後1時〜4時
ペットロスホットライン
ペットロスホットラインは、今のお気持ちをお聴きする電話です。
悲嘆という経験とどう折り合いをつけて人生を生きていくかは、自分自身にしか決められないことですし、皆さんお一人お一人がその力を持っていると私たちは信じています。
★WEB講座
★〜4月20日
★1月21日:東京都豊島区
★1月21日:東京都文京区
★2月8日:東京都千代田区
★2月9日:京都府京都市
★2月10日:東京都武蔵野市
★2月16日,17日:東京都千代田区
★2月23日:東京都千代田区
★3月10日:東京都豊島区
ペットロスセルフヘルプグループ第75回ペットラヴァーズ・ミーティング
Pet Lovers Meetingは、愛するコンパニオン・アニマル(伴侶動物)を亡くした家族のためのセルフヘルプ・グループです。
★3月17日:東京都目黒区

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆動物の譲渡会情報
★毎日:愛知県名古屋市西区
★毎日:埼玉県上尾市
★予約制:東京都中央区
★平日:熊本県熊本市
★譲渡前講習会問い合わせ:兵庫県姫路市
★1月18日:東京都新宿区
★1月19日:東京都豊島区
★1月19日:福井県敦賀市
★1月19日:神奈川県茅ヶ崎市
★1月19日:大阪府堺市
★1月19日:愛知県日進市
★1月19日:神奈川県横浜市
★1月19日:三重県四日市市
★1月19日:北海道札幌市
★1月19日:神奈川県横須賀市
★1月19日:大阪府門真市
★1月19日:大阪府大阪市
★1月19日:兵庫県神戸市
★1月19日:埼玉県蓮田市
★1月19日,20日:東京都青梅市
★1月20日:東京都渋谷区
★1月20日:広島県広島市
★1月20日:東京都練馬区
★1月20日:三重県三重郡
★1月20日:東京都東村山市
★1月20日:千葉県野田市
★1月20日:滋賀県甲賀市
★1月20日:大阪府大阪市
★1月20日:神奈川県横浜市
★1月20日:大阪府高槻市
★1月20日:東京都江戸川区
★1月20日:大阪府吹田市
★1月20日:千葉県千葉市
★1月20日:三重県鈴鹿市
★1月20日:東京都江東区
★1月20日:茨城県土浦市
★1月20日:青森県八戸市
★1月20日:兵庫県神戸市
★1月20日:神奈川県鎌倉市
★1月20日:岡山県倉敷市
★1月20日:東京都中央区
★1月20日:東京都中央区
★1月20日:愛媛県松山市
★1月20日:和歌山県和歌山市
★1月20日:神奈川県横浜市
★1月20日:東京都葛飾区
★1月20日:東京都渋谷区
★1月20日:栃木県那須塩原市
★1月20日:福井県福井市
★1月20日:愛知県名古屋市
★1月20日:東京都板橋区
★1月20日:埼玉県川越市
★1月20日:愛媛県松山市
★1月20日:宮崎県宮崎市
★1月20日:東京都葛飾区
★1月20日:山梨県笛吹市
★1月20日:岡山県岡山市
★1月20日:山梨県甲府市
★1月20日:愛知県豊川市
★1月20日:岡山県岡山市
★1月20日:北海道標津郡
★1月20日:岡山県岡山市
★1月23日:大阪府大阪市
★1月23日:沖縄県南城市
★1月26日:埼玉県川越市
★1月26日:大阪府八尾市
★1月26日:愛知県名古屋市
★1月26日:埼玉県さいたま市
★1月26日:東京都渋谷区
★1月26日,27日:大阪府大阪市
★1月27日:東京都町田市
★1月27日:神奈川県川崎市
★1月27日:東京都世田谷区
★1月27日:大阪府堺市
★1月27日:千葉県東金市
★1月27日:東京都西東京市
★1月27日:大阪府和泉市
★1月27日:三重県三重郡
★1月27日:福島県郡山市
★1月27日:東京都葛飾区
★1月27日:東京都渋谷区
★1月27日:大阪府大阪市
★1月27日:神奈川県横須賀市
★1月27日:埼玉県所沢市
★1月27日:三重県四日市市
★1月27日:神奈川県横浜市
★1月27日:愛知県刈谷市
★1月27日:愛知県名古屋市
★1月27日:東京都中野区
★1月27日:群馬県高崎市
★1月27日:東京都中央区
★1月27日:東京都杉並区
★1月27日:神奈川県横浜市
★1月27日:愛知県名古屋市
★1月27日:千葉県千葉市
★1月27日:山形県新庄市
★1月27日:東京都三鷹市
★1月27日:東京都台東区
★1月27日:岡山県岡山市
★1月27日:岡山県倉敷市
★2月2日:茨城県笠間市
★2月2日,3日:北海道上富良野町
★2月3日:東京都葛飾区
★2月3日:大阪府大阪市
★2月3日:東京都港区
★2月3日:東京都清瀬市
★2月3日:東京都町田市
★2月3日:大阪府大阪市
★2月3日:茨城県つくば市
★2月3日:三重県亀山市
★2月3日:大阪府大阪市
★2月3日:大阪府大阪市
★2月3日:大阪府大阪市
★2月7日:千葉県柏市
★2月9日:千葉県船橋市
★2月9日:福井県福井市
★2月9日:福岡県北九州市
★2月9日:奈良県大和高田市
★2月10日:神奈川県横須賀市
★2月10日:東京都町田市
★2月10日:千葉県船橋市
★2月10日:大阪府大阪市
★2月10日:京都府京都市
★2月10日:茨城県つくば市
★2月10日:東京都大田区
★2月10日:岡山県岡山市
★2月10日:大阪府大阪市
★2月10日:大阪府南河内郡
★2月10日:愛知県名古屋市
★2月10日:福島県須賀川市
★2月10日:愛知県名古屋市
★2月10日:大阪府大阪市
★2月10日:東京都武蔵野市
★2月10日:大阪府高槻市
★2月10日:奈良県大和高田市
★2月11日:東京都目黒区
★2月17日:神奈川県川崎市
★2月21日:千葉県富里市
★2月24日:神奈川県横須賀市
★3月3日:東京都八王子市
★3月10日:滋賀県野洲市
★3月10日:埼玉県川越市
★3月10日:埼玉県新座市
★3月10日:東京都台東区
★3月17日:愛知県名古屋市
★3月31日:三重県桑名市

譲渡会情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)
動物譲渡の表現について

◆獣医師広報板メニュー
◆モバイル◆
獣医師広報板
i-mode,au,soft-bank携帯対応獣医師広報板2D-code
docomo,au,soft-bank
スマートフォン対応
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク広告募集サポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2019 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。