３月２６日のうめちゃんへ
　パルボワクチンについてですが、混合タイプでも単味のワクチンでも効果は
同じだです。どちらがより有効ということではありません。パルボウイルスの
場合母親からの移行免疫によってワクチン免疫が邪魔される期間が長く、最初
に接種した混合ワクチンだけでは、免疫が獲得されにくくなっています。そこ
で３回目に単味のワクチンをもう１回接種する必要が生じてきます。このとき
には他のワクチンは接種する必要がなくなっているので、単味を使用すること
になります。単味ワクチンの方が有効というのではなく、接種する時期とワク
チンの取り扱い上の問題と考えて下さい。
ただし、この単味のワクチンが不活化ワクチンであれば、混合ワクチンの中の
生ワクチンの方が効力があることになりますが。

３月２７日のＳＨＯＷさんへ
　パピヨンの胎盤の剥離についてですが、胎盤の早期剥離という意味でしょう
か。陣痛と破水があれば必ずしも早期剥離とも言えないかもしれません。つま
り、早期剥離ではなく難産なのでは？
　この場合は次の分娩になってみないとなんとも言えません。そこで　分娩予
定日の少し前にＸ線撮影で胎児の大きさと母犬骨盤の大きさをチェックしてお
かれることをお勧めします。妊娠中の健康管理については主治医の先生とご相
談下さい。

３月２７日のブルーノートさんへ
　診察された先生はあまり詳しく説明して下さらなかったということでしょう
か？　この病気はダニが皮膚の中に寄生して猛烈な痒みを伴い、そのために皮
膚炎や脱毛がみられます。免疫がまだ充分に働いてくれない子犬にはよくあり
がちな病気です。重症にしてしまったものはには手こずらされますが、治らな
い病気ではありません。早期に治療を始められているなら、心配はいらないで
しょう。

３月２８日の　ＳＩＩＺＵＷＡＮ４８さんへ
　犬のネギ中毒については先日、ラブポテさんから質問があったばかりですの
でそちらを参考にして下さい。
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