獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199805-57

セキセイインコの下痢について
投稿日 1998年5月9日(土)04時26分 かよ

はじめまして、かよと申します。
インコ歴約半年(同居人は二十年なのですが)の私がずっと心配していることをぜひご相談したいと思いました。
現在、うちには二羽のセキセイ(ルチノウとアルビノウ)がいまして、生後3〜4ヶ月ぐらいです。どちらも3月に同じ店で購入しましたが、兄弟ではなく、アルビノウの方が2週間ほど年上だそうです。初めはどちらとも糞の状態はよかったのですが、4月初めぐらいからルチノウの方の下痢が続いています。水っぽく少し緑色のようです。検便もして頂いたのですが別に何もなかったようです。状態は元気で、すごいスピードで飛び回りますし、お尻も汚れておらず、餌も食べています。また、手乗りなのですが少し怒りっぽいような気がします。ただ、体重が40グラムあったのが徐々に痩せ、今は34グラムになってこの一週間ほどは安定しています。40グラムの時は多少太り気味のような感じでしたので、今もそこまで痩せているようではないのですが急激に減っているので気になっています。今は換羽期のようで多くの羽が抜けていますがそれと体重は関係あるのでしょうか。また、糞は下痢の時とそうでない時があり、朝起きて見ると下痢しており、部屋に離すとよい状態の糞をすることがあります。アルビノウとは同じ籠で飼っていますが、そちらの方は全く正常な糞で体重も31グラムで安定しています。実はこの2羽を飼う前に今年の2月27日にルチノウ(推定6ヶ月・雄)を亡くしました。原因はよく分かりません。うちにきて2ヶ月ぐらいして初めは下痢が続き、そのうち膨らむようになりました。獣医さんに見てもらいましたが、触診しても肝臓も腫れてなく、検便しても何もなかったことから環境が悪いのではと言われ(実際引越しをしたのですが)、暖め方、湿度を高くするようになどいわれ、お腹の薬をもらっただけでした。それからも何回か通いましたが好転の兆しはなく、糞も肛門から繋がるようになったり、外に出しても膨らんだまま私の足先で眠ることが多くなっていました。そして2月27日、家に帰るといつもは上の止まり木にいるのに下の止まり木にうずくまっていました。おかしいな、と思い外に出してみると足が麻痺したようになってうまく歩けず、餌も食べずに自分で餌箱に足を埋め、ふんばってほとんど水のような糞をしました。とても普通じゃなく、色んな獣医さんに電話をしましたが夜だったため、どこも掛らなかったり、先生がいなかったり、すごく無下な対応をされて腹が立ったりで、ようやくすぐ連れてきなさいとおっしゃってくれた病院が見つかったとき、急に暴れ出し、すごく呼吸が荒くなりました。電話をかけている間、移動用の小さな籠に入れていたのですが、それを狂ったように登り出したので慌てて外に出しました。するともう自分では立てず、必死に羽ばたきながら手の中に入ってきました。お腹を見ると下腹の真ん中から左にかけての部分(多分何かの臓器だと思いますが)が真っ黒に見えて心臓のように激しく拍動していました。すぐに籠に入れ、玄関を出ようとした時、一瞬甲高い声が響き息絶えてしまいました。私は初めて鳥類を飼ったため、こんなにあっけなく死んでしまうのかと愕然とし、涙が止まりませんでした。そしてあまりにも落ち込んでいたので同居人の婚約者と話し合って飼ったのが現在の2羽なのです。
このような経緯があるため、今のルチノウ(レモンといいます)の状態が心配でなりません。今の獣医さんは「糞に出にくい虫かもしれない」といわれましたがはっきりしていないため虫下しを使うことは勧められず、お腹の薬(白く、甘いにおいがしました)だけもらいましたが下痢は治らないままです。また、死んでしまったルチノウ(プリンといいます)の病因は解剖などはしていないため今でも分からないままです。
長々と書いてしまって申し訳ありません。レモンの症状とプリンの死因について気になっています。よろしくお願いします。
・どなたか福岡の筑紫野市近郊でよい鳥の病院を知っていたら教えてください。



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