獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199901-212

フェレットの副腎皮質ホルモンによる腫瘍について
投稿日 1999年2月9日(火)14時21分 むらた!

副腎皮質ホルモンによる腫瘍ができていると診断された3歳の雌のフェレットを
飼われている人から相談を受けたのですが(相談というより話し相手が欲しかった
だけだったようでしたが)、わからない事があり困っています。

このフェレットさん、ほぼ全身の毛が抜けており、右胸に1cm程度のしこりが
あるそうなのですが、「副腎皮質ホルモンによる腫瘍」と診断して下さった獣医
さんが「手術は難しいので出来ない」と言われたそうで、飼い主さんは落ち込んで
いたりします。詳しく話を聞いてみると、診断は触診だけで検査は何もされなかった
そうです。で、疑問に思ったことが2つあります。

1.飼い主さんから聞いたことしかわからないので、
フェレットに脱毛以外にも判定材料となる症状があらわれている可能性もある
のですが、この腫瘍というのは特に検査をしなくても判定できるものなので
しょうか?

2.この腫瘍の切除手術は、技術的な問題及びフェレットへの負担を考えると
しない方がいいほど難しい手術なのでしょうか?

獣医さんには常識的なことを質問しているのかもしれませんが、
なにゆえ医学的な知識がないので疑問が解けずにいます。
このフェレットの飼い主さんは診断して下さった先生に
このままみとるように言われたそうで、思いっきり落ち込んでいます。
もし、少しでも良くしてあげられることがあれば教えてあげたく思っていますので、
どうぞ、よろしくお願い致します。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。