掲載期間:2019/03/26-2019/04/25
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獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199901-42

ももさんへ
投稿日 1999年1月9日(土)20時30分 うめりん

はじめまして一応獣医のうめりんです。
猫ちゃんの骨折プレートの件ですが、プレートで固定されている骨は、長骨
(四肢の大腿骨や脛などの長い骨)でしょうか。理想的には長骨のプレートは
全て除去したほうがよいとされています。その理由としては、
1.骨折が治癒の段階に達すると、プレートは不要なだけでなく、動物が運動する
際に骨に正常な緊張・圧迫がかからない(骨よりもプレートは硬いですので)
ために、骨が変形してしまうことがある。
2.成長期の若い動物では骨の成長を阻害することがある。
3.プレート自体が刺激となって、動物が皮膚の上から舐めすぎてしまい皮膚病変
を起こしてしまうことがある。
4.感染が起こるときがある。
5.プレートは骨よりも熱伝導性が良いため、寒い環境にいると、そこだけ冷えちゃう。

プレートを除去する時期についてですが、手術をした動物の年齢によって違ってきます。
先生によって若干差があると思いますが、1歳以上の動物だと、プレート固定した後、
5から14カ月後に除去するはずです。もちろん、骨折が治っていることが条件ですが・・・。

蛇足ですが、かなり大昔にこんな話も聞いたことがあります。人間の場合は必ずプレートは除去
するそうです。というのは、プレートの耐久性(だいたい20年くらいでしょうか)よりも人間の
寿命のほうが長いからだそうです。ただし動物の場合はみんながみんな20年以上生きてはくれないので、
プレートは除去しなくてもよろしいということでした。

あまり上手く文章がまとまっていないですが、プレートを除去する際には全身麻酔をかけての処置になります。
あまりにも高齢だとか、他の臓器に問題があるといった場合、麻酔をかけての処置は難しいことがあるかも
しれません。かかりつけの獣医師とよく御相談なさって下さい。





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