獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200001-33

参考になれば幸いです
投稿日 2000年1月6日(木)00時06分 くらら

さらさん

こんばんわ、人を診ているくららといいます。
下痢のことですが、もしビニールコードと下痢が関係あるとすれば、
ビニールコードに含まれていた成分の中毒の可能性があります。
ビニールの材質がわかりませんので、断定出来ませんが、
なにせあの小さな体ですから、ちょっとした化学物質の影響は
すぐに現れることでしょう。
しばらく様子を見られて、改善されなければ病院で
血液検査をお受けになることをお勧めします。
ただ、ハムスターがストレスに弱い動物ですと、通院する事が、
返って病気を長引かせることにもなりかねませんが(私はハムスターの事がわかりませんので)。
化学物質の中毒の場合、肝臓などに傷害がでているはずですから。
 早くよくなられることをお祈りしています。

朋子さん

小鳥の手術ですが、確かに首都圏ですと、小鳥の手術をしてくださる先生が
いらっしゃいますよ。
 小鳥の手術は、日本ではあまり聞きませんが(鳥の病院も少ないですし、例が少ないんでしょうね)、
合衆国ですと、聞くお話ですよ。
頭がすっぽり入る物を鳥にかぶせて、ガス麻酔での手術だったように思います。
私が知っているのは、腫瘍をもった鳥さんの手術でしたが、その鳥さんは、元気になっています。
外傷のための手術や、異物を飲んだための開腹も結構耳にしました。
 確かに鳥はストレスに弱いといわれます、
手術前にはそこの所を飼い主の納得が行くまで話し合い、
手術でのトラブルに対しての覚悟を求められました。
両者の意見がまとまってからの手術でした。
 日本でも同じように、貴方と獣医師の話し合いで、納得した後の
手術だと思いますよ。
 
鳥の卵性腹膜炎がどのような病気か私にはわかりませんが、鳥との生活に変化をもたらすことで、
多少なりとも腹膜炎はかいぜんできないものでしょうか。
卵性なのですから、発情させないようにするとか、食事に気をつけるとか。
手術も良いと思いますが、それまでにやってみる事があるような。
おだいじになさってくださいね。

 

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