意見交換掲示板 2000年2月16日(水)14時47分

猫コロナウイルス感染症は腸炎を起こすものと、伝染性腹膜炎（FIP）を起こすものと二つにわけて考えます。

今回心配されているコロナウイルスの抗体価ですが、この検査では上記の病気を区別することは出来ません。
けれども通常FIPは感染猫１３～１５匹に一匹ほどしか発症しないとされていますから、先住猫さんのコロナウイルス抗体価は腸炎のコロナに対する物の可能性が高いように思います。
FIPを発症してしまっているとすると、どちらの猫さんも予後は不良で死亡してしまうことが予想されますが抗体価４００倍というのはまださほど高い価ではないので落ち着いてジアルジアの治療を優先された方が良いと思いますが、、。

また猫三種混合ワクチン接種後にコロナウイルスの抗体価が擬陽性となることについては申し訳ありませんが僕は初耳なのでコメントは控えさせて下さい。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー