これからお話することは、私の個人的な考えにすぎません。
動物の医療費が高い、ということですが人間のそれを自費で払うことを
考えると高すぎる、ということは言えないと思います。
ましてや多くの場合ペットは人間より小さくて弱いです。
人間より大きなペットは、無理矢理人間の生活に合わせさせられていることが
多いと思うので、これはこれでストレスによる抵抗力の低下がありそうです。
病気や治療法の研究も人間程進んではいないので、どんな薬を使ったか、
ということより、医者の技術に関して繊細な注意が必要になると思います。
ですから、結果的に同じか、多少高いくらいで妥当だと思っています。
小さいから安いというものではないはずです。
保険については、日本人はほとんどの人が健康保険に加入しているはずです。
毎月結構な金額を払って、通常は年数回の支払いの殆どを保険から支出してもらいます。
現実には、この保険財政は苦しく、というのも、高齢化による自然な支出の増大と、
ただ（あるいは安い）から、ちょっとしたことでも医者に行くことによる「無駄」
な支出の増大が原因です。
つまり、人によっては支払った保険料の方が多いこともあるし、逆の場合もあるのです。
以前にも書かせて頂きましたが、ペットに関して「自己保険」を作ることもできると思います。
難しいことではなく、単なる、ペットのための積み立てです。
ペットがあなたの家族の一員となった時から、いつかは病気になることを考えて
まいにち200円でも、毎月5千円でも積み立てをすることです。
完全に補えるものではありませんが、幾ばくかの足しにはなると思います。
ペットに保険がないから、と思う前に、では人間の健康保険はどんな仕組みになっているのか
考えてみて頂けたらと思います。

ついでに、プロキオンさん、
すばらしいお姉様だと思います。
自分で気がつかない、あるいは気がつけない時
そういう社会マナーを教えてくれるのは、家族の他にはそうありません。