獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200003-283

はたのさまへ そして、これを読んでいるみなさまへ
投稿日 2000年3月27日(月)09時04分 panchi

はたのさま

ご返答、ありがとうございます。
私も獣医師ではありません。猫といっしょに暮らしています。

私がここへ書き込みをしたのは、
獣医師の先生方が、動物医療を前進させるのを願って、頼って、見守るだけで
よいのだろうか?動物といっしょに暮らす人間として何かすることはないか?
私達にいろんなことを教えてくれる動物の命を守るのは、私達だ。
そして、その行動をするのも私達だ。という立場から書いています。

私は、獣医師の先生方にはお世話になる事がとても多いです。
特に、うちの場合、昨年末、動物病院からいただいた猫が
捨てられた時にかかってしまった鼻気管炎の後遺症が残っている子で
定期的に病院へ通っています。昨年亡くなった猫の兄猫も
ワクチンをうっているから大丈夫だよ と先生に言われていても、
あまりに仲が良く、朝から晩までべったり寄り添っている子たちなので、
濃厚感染をして、気管支炎にかかったり。今は治りましたが。
毎朝、毎日、注意し、様子を見ていても、
病気にかかることもあるということもわかりました。

もし、自分の見えている世界に起こってくる事は
すべて自分が源泉だというところから見た時、
運・不運だけでは片づけられないこともあります。
猫を亡くしてから、他の動物と暮らしている方々に
動物病院を選ぶことを自分ごととして見て欲しい。
それは、この掲示板に書かれていることも
私の世界に起こっている事としてみた時、
病院を選ぶことについての会話をし続けること、
そして、獣医師の先生方と動物といっしょに暮らす人たちとで
会話をして行動することで医療ミスによる動物の死が減るように
そう思い書き込みをしています。

>私は獣医師ではありませんが・・・。
>私もいろいろと病院で死なせています。

亡くなってしまった動物のご冥福をお祈りいたします。

私は、自分の家族である猫が死んでしまうまで、
動物病院を選ぶことについても、どこか他人事にしていたかもしれない
と思っています。自分では選んでいる。と思っていても、
選らんいるつもりだったのかもしれない。と。
私は、知っているというところから行動することは危険なことだとも
思いました。自分がしっていることがすべてではないからです。
遅すぎますが、亡くしてからほんとに自分ごととして
とらえることができました。なくしてしまった命はもう帰りません。

>どうしようもなかったものも、担当医の腕を疑った経験もあります。
>「明らかな手抜き、ミス」と、
>「平均的な獣医師が一般的に期待される注意を払っていたが・・・」
>というケースは違うでしょう。
>すべての獣医に名医たるを期待することはできません。

全く違うことです。そして、期待ははたらかないです。
期待して何かを求めるのは相手をあてにしているのと同じ事で
相手を軽く扱っていることになると私は思います。
私は、獣医師の先生方を信用することはできませんが、
期待ではなく信頼を創り続けることはできます。
期待と信頼は質が違います。

「明らかな手抜き、ミス」は、何があったらなくなるのでしょうか?
手抜きは、無責任に基づいている行動ではないかと思います。
飼い主側が病院を選ぶということだけでなくなるのでしょうか?
命を扱っている人の行動として、「明らかな手抜き、ミス」は、
あってもいいのでしょうか?
それは、自分は違うから知らないにしていてよいのでしょうか?
「平均的な獣医師が一般的に期待される注意を払っていたが・・・」について、
一般的に期待される注意とはどのようなことでしょうか?
注意を払っていればミスはあってもよいのでしょうか?
動物の命は、その程度でしか扱われないのでしょうか?

人間がすることなので、ミスが100%なくなることはないかもしれない。
でも、獣医師の先生方が『あってもしょうがない』と思って行動するのと
『あってはならない』と思って行動するのとでは、ミスが実際に起こる
確立に違いがでてくるのではないでしょうか。
また、それに対して飼い主が声をあげるのは間違いなのでしょうか。

>すべての獣医に名医たるを期待することはできません。
とありますが、すべての獣医師の先生方が、名医になるための
思い・行動をする必要はあるのではないでしょうか。
名医って、どんな獣医師が名医なのでしょうかね。
ミスを減らすこともありますが、ミスが起こった時に
飼い主側に対してのココロのケアも含めて行動する人が
名医なのかなあと私は思います。
心無い発言をし、飼い主に追い討ちをかけるようにショックを与える
獣医師が実際にいる。それをどうしますか?
そのままにしておくのですか?

>平均的な獣医師が普通の注意を払ったか、
>運悪く、ということも有り得る、ことは、
>現実として受け入れざるを得ないでしょう。

そうですね。
うちが、かかった獣医師の方が平均的かどうかはわかりませんが、
事実としてうちに起こりました。そして、他でも起こっている。
運悪くを認めないと言っているのではなく、運悪くが現実にあって、
それを今後どうするか?を会話しましょうということです。
それもいけないことなのでしょうか?

>交通事故の加害者がもしF1ドライバーなみの
>運転技術を持っていたら・・・とは期待できないように。

分かりやすい例だと思いますが、この部分には同意しかねます。
獣医師の先生方は、F1ドライバーにあたるのではないでしょうか?
獣医師の国家試験は、運転免許とは違う質のものだと思います。
運転免許のように誰でも簡単にとれてしまうのでしょうか?
6年間勉強をして、国家試験を受けるということは、
動物の命を扱うプロの方々だと私は受け取っています。
交通事故のように事故が頻繁に起こるのでは困ります。

>運不運、はやはりあるのだと思っています。

あるのかもしれない。
もしかしたら、私達がそういう言葉をつけて意味をつけているだけで
ないことかもしれない。
運・不運というよりも、ただ、そういう運命だったんだ。
と、うちの子の死をそう受け取っています。
そして、あの子は、命をかけて私に気づかせてくれたんだ。
という意味をつけました。
私にとって、命を運がよい・悪いで扱うということは、
自分ごとになっていないということです。
それで、片づけてしまってよいのでしょうか?
では、交通事故だとして、交通事故が起こるのを未然に防ぐことを
私たちは人任せにするのでしょうか?

>だからこそ、ICが重要であり、主治医の同意を得た上でのセカンドオピニオンが
>重要であり、信頼できない獣医師、セカンドオピニオンをいやがる獣医師は見限る
>ことが大切なのだと思っています。

そうだと思います。見限って、行かなくなる人が増えれば、
無責任な発言と行動をする獣医師もいなくなるかもしれません。
そして、それは、今現在、命を扱って仕事をしているという立場で
獣医師として働いている人達と私達飼い主側が信頼関係を創り続ける
ことをシンプルにすることにつながるのではないかと思っています。

ICとはインフォームドコンセントのことと受け取ってよろしいでしょうか?
今でも思うのは、もし、もっと病院を選ぶこと自分ごととしてとらえ、
さらにインフォームドコンセント・セカンドオピニオンについても知っていて
病院へ通っていたらどうだったろうか?
ということです。よくわからないまま行くのとでは病院を判断するにも
違いがあるのではないかと思います。

ICと略してしまえば、これはもう知っている人にしかわかりません。
そして、インフォームドコンセントと書いても、これは何?
と思う人もいるかもしれません。
インターネット・雑誌などで情報収集をして、自分から知ろうと
行動を起こしている人は、目にしたり、聞いたりすることもあるかも
しれません。でも、そうでない人もいるということです。
そして、その人たちは事故がおきてから気がつくことになるのだと
したら、私たちはなにをすべきでしょうか?
事実、私はインフォームドコンセントが何かすら知りませんでした。
そして、解剖をしてくれる病院があることも知りませんでした。

自分は知っている、だから、相手も知っているだろう。は危険ではないでしょうか?
たとえ、相手が分かっていても、確認ができたり。
ちょっとしたことが、日々続き、大勢が知って動いて感じるから大きな変化が
現れるのではないでしょうか。

>商売熱心も、一概に責めるべきか? 
>というと疑問です。生活が安定しなければ
>最新の医療法の勉強をするゆとりもない、
>検査機器も更新できない、つい不必要な検査・投薬を
>やりたくなる、のですから。
>もちろん、不実な説明や、拝金主義はまた別の問題です

商売熱心が悪いといっているわけではありません。
その人達にも生活があったりしますから。
でも、『つい不必要な検査・投薬をやりたくなる』というのは
お金のせいにしているだけで、別の問題ではないでしょうか?
私は、うちがかかっていた獣医師の商売熱心が許せないのではなく、
自分はわからないし、自分のせいで猫が死んだわけじゃない。
早くそんなこと忘れなさい。と言ってしまう人だから腹が立つのです。
自分がしたことをわかっているのかどうか?
自分が、命を扱って仕事をする人だと本当にわかっているのだろうか?
そういう疑問が起こる発言ばかりする獣医師なので、
そう思っただけです。

>だからこそ、御自身が書いておられるように、「飼い主が獣医を慎重に選ぶ」
>ことは必要なのです。飼い主たちだけが病院に淘汰圧をかけることができるのですから。
>そうしたドライブ要因がよりよい動物医療をもたらすのではありませんか?

「飼い主が獣医を慎重に選ぶ」ことすら知らない人たちにも
私たちは呼びかけていく必要があると感じています。
この掲示板を見ている人すべてが、そのことを知っている人だとして
書き込みをするのは危険ではないでしょうか?
私が書き込みをしたのは、そういう意味を含まれています。
そして、「飼い主が獣医を慎重に選ぶ」ことをわかっている飼い主と
獣医師とこれから知る人たちとで掲示板の中で会話することも
よりよい動物医療をもたらすことなのではないでしょうか?

>飼い主にできること。
>・病院を選択する。ただし、一度信頼できる先生を見つけたら、病院渡りはせずに。

獣医師の先生により、得意科目があるのだとしたら、
私は病院を一個所に決めなくてもよいのではないかと思います。
何個所か、通うところを決め、そこで信頼を創り続けることを私はします。

>・主治医・畜主ではない関係の獣医師の友人を作る。
> そうした機会が得られるいろいろな会があります。

友人になるとどんな事が行われるのでしょうか?
友人のペットだから気を使って診療していただけるのでしょうか?
もしくは、友人だからミスを許す事ができるのでしょうか?
もし、私に獣医師の友人ができたら、ともに医療に違いを創ろうが
できたら、最高にうれしいですね。お互いに甲斐があると思う
ことができたら。

>獣医師がみな聖人君子のわけはありませんが、他の職業と比べれば、少なくとも、
>「いい先生が見つからない」というほど「悪徳」だらけではないでしょう。

もちろん、良い先生はたくさんいると思います。
でも、良い先生と悪い先生の差が大きすぎる事実はあると思います。
そういう事実を獣医師の先生方は、個人の問題としてではなく、
獣医師全体の問題として扱う必要があるのではないでしょうか?
現状、そういう問題について、獣医師の先生方がどんなことをしているのか
私にはわかりません。何もしていないとは思いたくないし、思っていないです。
以前、東京都獣医師協会の方とお話したときに、
問題意識はもっているけれど、それに違いがでるようなことをしている
ようには思えなかったからです。

>そして、小動物臨床の開業医・勤務医は、行政やメーカーの獣医師、研究医にくらべても、
>ひとつひとつの命を大切にしてくれるひとが多いと感じています。
>理想的でないことを嘆かずに、いい面、少し前より良くなった面、今まさに良くなりつつある
>面に注目して応援したい、と私個人は思っています。

嘆きは、あってもいいのではないでしょうか。
嘆きは、ただ悲しみやつらさ・怒りなど感情をを言葉に出しているだけ。
そして、その感じたことによって、自分が何をしたいのか?
自分はどう感じているのか。どうするか。
といった、行動につながるのではないでしょうか。
大脳生理学でいうとこの旧皮質ではなく新皮質の部分を活用しているのだから
人間として、嘆きはあっていいのではないでしょうか。
私は、嘆きがあっても、抵抗があっても、反対意見があってもいいと思います。
それらがなければ、私の意見が存在しなくなってしまう。
そして、いっしょに変えていきましょうと言っているのです。
そのための意見を求めています。
何があったら、医療ミス・無責任な獣医師が減り、医療が変っていくのかを。

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