獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200003-50

RE あらいぐまのこと
投稿日 2000年3月6日(月)10時28分 田口正行

こんにちは、獣医の田口と言います。
僕がこれまでに経験したあらいぐまは4匹程しかいないので、あまり参考にはならないかもしれませんが、、、
あらいぐまで注意することは犬のジステンパーに感染することだと考えています。
4例の内にも一匹これで失ってしまった子がいました。
現在は犬用のワクチンを接種して様子をみています。
また避妊手術はメスのアライグマでは犬や猫と同じ術式で可能です。
雄に関しては先日手術を行いましたが、陰嚢に精巣が確認できず、開腹しても腹腔内でも精巣も精管も認められなかったことがありました。
この個体だけの問題なのか、違う場所に必ずあるのか分かりませんが雄の手術は犬や猫とは違う可能性があるようです。

発育に伴って性格がきつくなることがあるので、こういう場合には犬歯を短くして歯髄をうめてあげる処置を行っています。
(犬歯はくい込まなくはなりますが、他の臼歯がとんがっているので噛まれると痛いとは思いますが、)

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