獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200005-291

いろいろ
投稿日 2000年5月23日(火)00時39分 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

チカラカ様
 ウサギを含めた草食動物はなんらかの形で微生物を体内に飼っていて、植物に含まれているセルロース等の分解をしてもらっています。読みやすい一般書も含めて、膨大な数の解説書があるはずです。そうしたスタンダードな問題については、ネット上でさがすより、不精せずに図書館に行かれることをお勧めします。それらしい本をまず一冊見つけ、巻末の参考文文献欄からたどる、という方法が早道でしょう。


トシダ様
猶予ならない状況ではないでしょうか? 転院を強くお勧めします。

ゆた様
「雄猫の放浪癖」には大きく2種類があります。雌を探して自発的に遠出するものと、なにかのはずみでいつもより遠くへ行ってしまった結果、そこの地付きの猫に追われて家へ帰れなくなるものと。後者は去勢済み個体にもありうるでしょう。次々に「地付きに弾き飛ばされて」遠方へ追いやられることもあるので、捜索範囲を広げられてはいかがでしょうか。また、無事発見された後は、他個体も含めて、完全室内飼いに移行されることをお勧めします。


織田様
尻尾、残念でした。
プレーリードッグはのべ数頭飼いましたし、動物園での管理方法等も聞き知っておりますが、尻尾を噛み取るような異常行動は初耳です。精神的なものというより、なんらかの病気が疑われます。獣医師に検査してもらうべきと思います。野生のプレーリードッグは拡大家族系で暮らしていて他の集団の個体には攻撃的ですが、にもかかわらず、成熟した雄でなければ、飼育下で知らない同士を同居させることには他のげっ歯類ほどの問題は生じにくいようです。要は、ある日突然同じケージにほうり込んでもマウスのように殺し合いにまではいたりにくい、と。そして、同種間の接触を相当に好みます。伝染性の病気でない事を確かめた後には、精神的なケアを考えると、同居個体を考えられてはいかがでしょゅうか。


猫吉様
どこでそうした情報を得られたのかわかりませんが、常識的に考えて、電子レンジ不可、ということは有り得ません。いくつかの栄養素については電子レンジのほうが煮たり焼いたりより優れているのですし。うろんな情報で心配なさることはないでしょう。


ガータの親父様
「アヒルを診てくれる獣医師が見つからない」とぼやいていても始まらないと思います。アヒル、アイガモ、マガモの飼育経験がありますが、そこから疑われるのは骨代謝異常か足裏の感染症ですが、いずれにしても、獣医師に診断してもらう必要があるでしょう。捜索範囲を広げて獣医師を探されてはいかがですか? 近隣都市の電話帳頼りにかたっぱしから電話してみるとか。アヒルは診られないというかたに、「ならば誰か紹介してくれ」と頼むこともできます。アヒルを診る事ができる獣医師に診断してもららえば、日常管理については得意でない獣医師にも可能でしょう。「アヒルを診られる遠くの獣医師」と「自信ないが近くの獣医師」とに、連携してもらえばよいのです。食事にヒトの介助が必要というのは、のんびり構えていられる限界を超えているのではないでしょうか。



◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。