獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200008-161

ひとりごと、ピナピナについて
投稿日 2000年8月13日(日)11時00分 ピナピナ

こんにちわ、きたむらです。
心疾患のキャバリアの飼い主です。
先日、病院に連れて行きました。
ピナは、5ヶ月半になりました。
今、ピナは、検査のため入院中です。

この前こちらで、田口先生が「手術できるかも」と、おっしゃって、
ホームドクターが「するなら早くしないと」と、おっしゃって、
それで、実際に心臓の手術が行われている施設で検査を受けた方がよいだろう、と、探していただいた病院は、とっても、とっても、遠かった。

片道230キロ、高速道路が渋滞していて、休憩をとりながら6時間かかって目的地につきました。

文句を云わず運転してくれたお父さん、ありがとう。
留守番してくれた子供たち、ありがとう。
子供たちを預かってくれた、おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう。
みんな迷惑かけて、ふりまわして、ごめん・・・

そしてピナ、初めてのドライブなのに、車酔いさせてしまってごめん。
朝ご飯を食べさせたのがまずかった。

もしも、手術の成功率が高く、その後の生存率も結構いいよ、というのを後になって知ったら後悔するだろう、と思い、とにかく、詳しい事を知っておきたい、と、思いました。
なにもしないでいるより、動いているうちに、気持ちが整理されていくような気がして・・・
もちろん、よい結果が出れば嬉しいですが。
でも、気持ちでは解決しない経済的な壁は無視できません。
検査費用の15万円だって、我が家にとっては、ほんとうに大金ですもの。手術となると、いったいいくらぐらい・・・・・・

「こういう犬に出会ってしまった事実からは逃げられない」以前ここで、こう言われましたよね、
どういう形でつきあったとしても、出会う前、知らなかった前にはリセットできないですね。

連れて行った当日、レントゲン、エコー、心電図、心音図、血液検査をしていただきました。
それを基に判断すると、以前疑われていた肺動脈は、問題なさそう、とのことで、
どうも、大動脈に形成不全がある、とのことでした。
咳が出ていたのは、肺に水がたまっていたのと、大きくなった心臓が、気管を圧迫していたのが原因でした。

長旅の疲れが取れるのを待って、全身麻酔のうえ、カテーテル検査をして頂くことになりました。
これをすれば、動脈弁の前後の血管圧、全身を回って帰って来た血液の酸素と、肺から戻ってきた血液の酸素の濃度の差、大動脈周辺の小さな穴の有無などがわかるそうです。

そして、手術の可否、方法、難易度などを判断するそうです。

どこまで知れば気持ちがスッキリするのか、わかりませんが、とりあえず確定診断を待ってみる事にします。


病院の入院用ケージは、敷物がバスタオルでした。
帰ってきたら、また、当分タオルや、リネン類をトイレと思ってしまうことでしょう、トホホ・・・


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