獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200010-184

突然の死 Part2
投稿日 2000年10月17日(火)10時08分 ビッキー

やまもとさま、はたのさまご返信ありがとうございます。

死因を明らかにするには、解剖をする以外にはないことは理解できるのですが
それを依頼する獣医を厳選できるだけの情報がないことと、
もし解剖までして原因が解明できなかった場合 亡くなった子(キャバリア)に
可哀想なことをしてしまったような罪悪感に苛まれるような気がします。
万が一獣医側に過失があったとしても 死んだ子は還ってこないし健康な生活を
送る為に避妊手術を受けたことが、こんなことになるとは・・・
手術前の診断もし血液検査もしました。手術中は脈拍や心拍数を計れる装置もつけ
子宮を摘出し、縫合の最中に急に心拍数に異変が起き、麻酔をとる注射を打ち
蘇生を試みたが、そのまま心停止してしまったと言う説明をされました。
獣医は自分でも全く理解ができない、合点がいかない心停止で知人の獣医や大学などに
問い合わせたが原因と思われる意見を得られなかったと言っていました。
ただ麻酔から子宮摘出までの行為の中で何かのミスがなければこんなことには
ならなかったと思っています。
獣医は私たちに「申し訳ない」という言葉をつけくわえました。
だからと言って「こちらのミスです」とは言いませんし、そうであっても言えないでしょう。
今は解剖をして死因が明らかになったとしても、その動物病院のそばを通るのもいやだし、
今後はかかりつけの獣医を変えた方がいいと思っています。そして私の知人には他の獣医を薦めるつもりです。

病院で元気な姿で私たちを待ちわびているものだと思っていたのに こんな姿で我が家に帰ってくるとは想像もつかないことでした。
手術代も取らず、花代と称してお金を用意していました。これを好意ととるか病院側のミスを認めた行為ととるか・・・
死んだ子は本当に人間を信頼し、誰にでもしっぽがちぎれるほど振ってとても優しい子でした。
この子の死をどう受け止めていいのか、どう心の整理をすればいいのか、
私たちに何を伝えようとしているのかが知りたいです。
精一杯供養することと、この子と送った6年間を思うと涙が出るばかりですが、
その思い出を心に刻んで早く立ち直りたいと思います。

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