獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200011-192

マルチレス
投稿日 2000年11月18日(土)13時33分 プロキオン

11月17日の あつしさん
動物病院でそこの先生がどのような処置をとるかは、一概には言えません。神
戸のボランテイア活動でも、同じ患者に対してとられる処置に統一性がなかっ
たという問題点も反省としてあげられていました。
まして自分の目で患者の状態を確認していないと、どの処置が必要でどの処置
が処置が必要無いとは言えません。骨折の場合などは折れているか否かの判断
だけであれば、レントゲンもいらないかもしれません。どこがどのように折れ
ているかの確認とその後の処置のためには不可欠とは思いますが。

11月17日の KUMIKOさんへ
この疾病については、少し前に2回程書き込みがあったように記憶しています
。過去ログを捜してみて下さい。
同じことを続けて何回も書くのは大変ですので、そのあたりの事情は理解して
あげて下さい。

11月17日の おかもとさんへ
猫のひげは ネズミをとらなくなるから切ってはいけないと言われてきました。
ひげやまゆげは暗い狭いところで触覚の役目をはたし、猫自身を守っています
これらが作る同心円は猫が事故を起こさずに入り込める空間であることを意味
していますし、突起物が顔面や目に当たる際の反射を誘発して致命的な外傷に
なることを防いでくれています。
というのが昔からの言い伝えです。逆にひげを切らなくてはならない理由で猫
の安全のためを上回る理由があったら、あげてみて貰うというはいかがでしょ
うか?

11月17日の 林映子さんへ
書き込みからは、乳腺の腫瘍のように受け取れますが、水を抜いているという
ところが理解できません。
腫瘍から抜いているということなら、腫瘍ではなく嚢腫のようにも考えられる
し、胸水や腹水を抜いているのであれば、腫瘍との因果関係をお尋ねしなくて
はなりません。腫瘍が転位していてのことであれば、かなり進行した状態とい
えるかもしれませんね。
さきの書き込みからでは私には状態が把握できません。もう一度主治医の先生
から今の状態とこれからの見通しをお聞きしてみてください。そしてそこから
先の本当に必要な話というのは主治医の先生を中心にすすめていくべきだと考
えます。

11月18日の Miffyさんへ
はっきり分かるほど歯石がついているのであれば、病院へ行くべきではないで
しょうか。御本人も歯周病を気にされているのなら、なおさらです。

11月18日の 清香さんへ
下痢と言っても、感染性のものでも原因としては、ウイルス、細菌、原虫、寄
生虫等があります。いきなり駆虫薬というのはいかがでしょうか?
まずは、原因がなにか検査してから治療法を検討されるべきかと思います。そ
れには病院へ行かれることをお薦めします。

11月18日の XOXさんへ
私どもも傷口の保護には苦慮しています。通常はエリザベスカラーを付けて、
傷口を舐めることができないようにするのですが、カラーの縁で傷口を擦っ
てしまう子もいますし、骨折でのギプスを齧って食べてしまう子もいます。
場所によって靴下やパンツをはかせたりして、いろいろ考えたりしますが、こ
れが良いというのにはなかなか出会えません。
私の場合は飼い主さんと相談してできることを重複して施すようにしています
が、よくなってくるとそれ程気にしなくなりますので、できる限り飼い主さん
に声をかけてもらうようにしています。
飼い主さんが声をかけてなぜてあげると、やはりこれが一番落ち着くようです
。こんなことをいうのもなんですが、なおる早さが異なってくるように感じて
います。獣医師だけで治療をしているわけではないなとあらためて思いますね
良い方法が見つかりましたら、逆に教えて下さいね。

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