お母さん犬は小さいときに近所の子どもにからかわれたんですね。
うちの母犬も、団地のベランダで飼っていたときに、
家族が留守にしているあいだに、ベランダの外から
棒でつっつかれたり、ときには雑草を投げられたりしていたみたいです。
それ以外に、母犬は拾った犬だったので、きっとその時のも
人にいじめられたりしたみたいでした。
子どもを産むまでは、マルチーズとすれ違っても
背中の毛を立てて、怖がり目なんか合わせられない臆病な犬でしたが
子どもが生まれたとたん、母性本能なんでしょうね、
ハスキー犬にも小犬のために立ち向かうぐらい強くなりました。
母親はずーっと、子どもといっしょに飼っていたので
もう恐いものなし、みたいな犬になってどっしりいつも構えていました。
ただ基本的に他人はまったく信用しなかったので
無駄ぼえはしませんでしたが、他人が家の敷地に手や足を踏み入れたり
しようものなら、ウーっとうなっていましたけど。
小犬もそれを真似して、母親が他人が家族の許可無しに
進入しようとする人に吠えると、いっしょになって吠えてました。
しかし、子犬のほうは人が好きなので、名前を呼ばれたり
やさしく腰を下ろして話し掛けてくる人には、すぐにしっぽを
振っていました。
ちゅうさんの子犬さんも、生まれた家で、お母さん、家族と
いっしょなら、心やさしい、かわいい犬になると思いますよ。
だって、なかなかそんな良い環境で飼ってもらえる犬なんて
いないじゃないですか。可愛がってあげてください。
本の内容などを丸呑みして、しつけするより、
ご家族が許せる範囲のいたずらなら、そんなにおこらないでも
いいと思います。
犬は人間の心がわかりますので、本気で可愛がったら絶対なつくと思います。
がんばってください。
きっといい犬になりますよ。