獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200103-122

re:イヌの噛み付き
投稿日 2001年3月16日(金)22時35分 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

子犬の噛み付きといってもいろいろあります。
知らないモノを認識するためのもの、甘えて飼い主の手をくわえるうちに歯があたるもの(甘噛みその1)、飼い主に何かの要求を伝えようとしてのもの(甘噛みその2、将来的にちと危険)、遊びの際に歯があたるもの(イヌ同士でやるときと同じ強さで噛むとヒトは痛い)・・・。

いずれにせよ、きつく叱ったり、ましてやたたいたりする必要はありません。痛かったら大げさに悲鳴をあげましょう。イヌがびっくりして噛むのをやめたら誉めます。
悲鳴に興奮してしつこく噛むようだったり、あるいは甘噛みその2の場合は、イヌの鼻面を軽く手で包むようにして何秒間か押さえたり、遠くへ押しやるようにして不快を伝えます。噛むのをやめさせるだけでよく、「叱る」必要はありません。噛むのをやめたら、(再び興奮させないように)穏やかに誉めます。また、コレと限定した、「いくら噛んでもいいオモチャ」を与え、ヒトの手のかわりにそれを差し出して誉めるのも可。
机や椅子の足を噛んだり・・・もそのうちに始まるでしょうが、噛んでから怒るのは後手後手で効果が弱いので、噛まないような環境にする、噛まなかったら誉める、のが得策と思います。

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