獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200104-155

Rickyの母 さんへ
投稿日 2001年4月17日(火)07時13分 sutemaru

そこは日本では無いので、言っても良い事にして、鳥の病気を診る時は、まず糞便の検査とそ嚢の検査は欠かせないと思います。
出来ましたら、鳥専門の病院を探して病院を変えられた方が良いような気がします。
症状から、かなり色々な原因が思い当たります。
それを確定するには最低それらの検査をすれば、かなりの診断が出来ると思います。
疑問のある病気を否定して行く事も出来ます。
それによって、原因が決るとお薬の種類は全く違ったものになり、合わない薬は幾ら飲ませても意味がありませんし、かえってマイナスの場合も充分にあります。

保温ですが、弱っている時保温は命を繋ぎます。
鳥は体温が40度前後ですから(鳥の種類によって違いますが)人間が温かいくらいでは弱っている時は足りません。
人間のいる部屋を暖めると言う事では無いでしょうが、鳥の部屋を暖める事は大事です。
ただ、熱射病に気をつけてください。
目安は鳥が膨らんでいる間はまだ足り無い(かといって、具合が悪い為に膨らみが治らない事もありますからそこは注意して下さい)事もありますし、口を開けて犬のようにハーハー言い出したら、暑すぎます。
その辺は様子を見ながら判断してください。
伝染性のものでしたら他の子にも移る心配がありますから、原因がわかるまでは他の子と一緒にはしない方が安心です。
ただ、期間が長いので、体力が何らかの原因で落ちて、常在菌に負けているのかもしれません。
その場合は体力が勝てば、元気になるのですから、環境を心地よくしてあげる事が大事だと思います。
今まで寒さが平気でも、ひょっとした事でそれに負けているかもしれません。
そのような場合もあるかもしれませんので、どちらにしても検査をする事をお勧めします。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。