獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200104-257

Tさんへ
投稿日 2001年4月23日(月)00時22分 りんママ

呼び方は、ペット、愛玩動物、コンパニオンアニマル、個々の生活形態に合った呼び方で呼べばいいと思っております。
あなたは、ご自分の子供を捨てることが出来ますか?
私は、出来ません。たとえ種別が違っていても、私たちの家族として迎えた子です。
自分の生活を削っても、その子を生涯守り愛します。擬人化するのではなく、人としての責任です。

>社会的なものもあると思います...例えば、住宅事情、転勤、経済事情など。
>それらは、やはり個人的なものではない、だから

だから、飼養放棄をしても良いと言う肯定論には、賛成できません。
仕方がないなら、許されるのでしょうか?それこそ、身勝手な言い分ではないでしょうか?
動物愛護の法律は、必要がない事になりますね。
動物は、飼い主から放棄された場合は、生まれてすぐであっても、大きくなった後であっても、不幸な子に変わりありません。
犬は、一度生涯の伴侶を決めると、他人には懐きにくい子もおります。(日本犬は特にその傾向が強いと言われますが。)

極端な発想をしますと。飼いたいから飼う、でも事情で飼えなくなったら放棄は仕方がない。
その結果、保健所で薬殺される子、野良になって虐待を受ける子、里親に懐かない子は、どうなるのでしょう?
保健所へ行き、Tさんの目と耳で現実をごらんになっては如何でしょう?
保健所に入る子は、現実的に一番分かり易い不幸な子の一部です。飼い主がいても虐待などで不幸な子もいます。
無責任に繁殖させたり、飼養放棄することが無くなれば、必要のない施設になるはずです。
ここにいる子は、元の飼い主または里親が現れない限り、確実に死にます。
毎日、迎えに来てくれるのを待っているのですよ。
それでも、飼い主に責任は問えない場合があるのですか?

>はたのさんへ
保健所(動物愛護センター)での、殺処分については、ご意見ごもっともです。私も同じ意見です。
保健所の職員も好きでやっている訳ではありませんし、薬殺についても予算や設備の関係で現状仕方がないことも聞いております。
その、費用は、当然の事ながら、私たちの税金から賄われていることも、知って欲しいです。
私は、私が納める税金を、動物の命を奪うために使って欲しくないと思います。
保健所は、無責任な飼い主の尻ぬぐいをしているのです。
その無責任な飼い主は、自分の手を汚すことなく、同じ事を繰り返しています。

>おくちゃまさん
私の住む市の保健所では、子犬子猫に限り、里親会やインターネットによる里親探しをしております。
成犬や成猫は猶予期間5日です。

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