不幸な子を無くす...

>不幸な子を無くす（少なくする）というのは、
>今いる子を救うということではないのでしょうか？
...すみません、この文面がどう象徴的（抽象的）なのか
わかりませんが、少し補足すれば...
“保健所"に１０匹の犬がいるとします。
いずれはあの世行きとなる運命の子達...不幸な子になる子達です。
それをみてなんとかしたい...飼ってあげたいと思った人がいるとします。
しかし...住宅事情がそれを許さない、たとえ、住宅事情はOKでも
その子をなにがなんでもその子の天命が尽きるまで（＝最期）飼う自信がない、
飼える保証・確信がない...それで諦らめざるを得ない...。ということは
あるように思います。
そこで、住宅事情が改善？されそして...飼い主の責任とは
最後（最期ではありません）まで面倒をみること...飼い主の事情・状況に
応じた範囲で最善を尽くすことである..となれば、
１０匹うち数匹でも、救われる可能性がある（高まる）と思います。

ちなみに、たとえなにがなんでも最期まで面倒をみるという気概のない
無責任なものが飼ったとしてもそれは決して不幸な子を増やすことには
ならないと思います。先の“転勤で安楽死"の場合でも、
８年間その飼い主はその子を生かしてあげたとは考えられないでしょうか？

ちなみに、みなさまのご意見を読んで、個人的にこれからは
絶対にペットを飼わないという決意をしました。
生きていることが当たり前ではない、明日のことはわからない
と思っているものがペットなど飼ってはいけない..と思います。
たまたま飼ってたまたま今まで一緒にいれた...ただそれは
運がよかったと思っているものが、ペットなど飼ってはいけない...
と個人的に改心しました。

ちなみに、今ともに暮らしている犬・猫は“みなさま"の基準からすれば
生まれてきてはいけないものばかり（すべて野良でしたので）..そして
“みなさま"の基準からすれば、
不幸な子にしなければならなかった子達です。なぜなら、
出会った時、私自身将来設計などまったくなかったし、生活も安定など
していなかっし...すべての状況を考えてのことではなかったから...。

ただ、ここでペットというのはちゃんと血統書がついて
商品として売られているのも...ということであれば話しは少し
かわってくると思いますが...。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 T
PS
以前、成犬は他人（新しい飼い主）になつかない...というようなご意見が
ありましたが、決してすべてがそうではありません。確かに、慣れるまで
若干時間がかかることもあると思いますが、
決して、成犬はダメということはありません。
もし、大人（成犬・猫）なってからのことが心配であれば、
初めから希望にあう大人（成犬・猫）を探してみるのもいいと思います。
また、目の前に（保健所・シェルター）いる子を助けてあげたい、
幸いにも今は飼える状況にある...でもその子がなつくかどうか...
気性が荒らそうだし...でも、飼ってみたいならそうされてもいいと思います
（ただし、事故には十分気をつけて..）。そしてもし、数カ月頑張ってみたけど、
やっぱりダメということなら、また戻すことも致し方ないと思います。
戻すこと（もしくは最後をみとること）を私は非難しません。
数カ月の努力、生きるチャンスを与えてあげたことを最大限評価します。
ただ、ひとりで頑張らないで何かあったらできればはじめに御相談ください..
今は“行動学"も進歩しており、少なからずお役にたてると思います。