獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200108-2

いろいろ
投稿日 2001年8月1日(水)00時40分 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。


うずさま。
かかりつけの獣医師ともっと突っ込んだ話し合いをなされてはいかがでしょうか。どのような見立てなのか(異常が見当たらないとしても何と何を疑っているのか)、どんな手を打つつもりなのか、どこかにはあるはずの異常をどのようにして見つけようと思っているのか、様子を見ているのなら何日まで待つつもりなのか、温度その他の飼育環境をどう評価しているのか等。もしもモルモットには自信がないというのならば、別の病院に当たるのも一案でしょう。

かずみさま。
まずはとにかくかかりつけの獣医師にご相談されるべきでしょう。興奮が過度ならば、そのために一度往診願って鎮静剤等処方していただき、その後病院に・・・という手もあります。何がなんだか判らない状態で心配なさっていてもどうにもならないわけですから、まず受診されるのが肝要と考えます。動物の健康を心の準備より優先されてはいかがでしょうか。

どださま。
明朝にでも親をさがして戻すのが最善と考えます。場所にもよりますが、あまり夜明けでなく、人の活動が盛んになってからのほうが、親と出会うまでの間にカラスに捕食されるリスクは少ないでしょう。カモは水面とセットですから、親をさがすもさほど大変ではないはずです。
カモ(おそらくカルガモでしょうけれど)は非常に慣れやすいので、ある意味では飼育は簡単です。が、長く飼うほど自然に返すのが困難になります。

親が見当たらない等の理由でしばらく飼うのなら、
エサはニワトリ雛用の配合飼料に菜っ葉を、見た目の容積でほぼ等分ぐらい加えたもの。こまめに換えられるのなら水でふやかしてから。その場合でも別に水は必要。こまめに換えられないのなら、乾いたままでもなんとか。水はより多く必要。
水はチャボ用の陶器の砲弾型、または浅い容器に小石を敷き詰めてから水を張ったもの。水浴び・水遊びが出来ないことが大切。また夜間は水容器を取り除く。限度を知らないので芯まで濡れて体温を失って死にますから。
ケージは2室タイプ。片方は保温(母鳥の替わり)し、薄暗く、他方にエサ・水。保温部の温度は体重100グラム以下なら32度ほど。それ以上なら、現在の平野の気温なら無加温でいけるはず。
ただ、カモは技術的には簡単ですが、糞は臭いしあたりじゅうにエサをまき散らすし、規模としてはけっこう大変です。

相談先はこちらのHPにリストがあるはずですから、そちらをご参照あれ。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。