獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200108-36

マルチレスです。
投稿日 2001年8月3日(金)01時13分 楓


猫との海外引っ越しが不安で・・・ >
ミーコのママさん、こんばんは
1年のうち3回も移動ですか。大変ですね。
日本からイギリスへ、イギリスからアメリカへ、これはそれぞれの大使館に問い合わせて確認をとられた方がいいと思いますよ。
http://www.animal-quarantine-service.go.jp/aq1/aq12-2.htm
上記の農林水産省動物検疫所ホームページに、日本からの猫の出国についての情報と、大使館の情報も掲載されています。
国によって検疫期間が色々ありますし、必要な手続きも違います。
アメリカから日本へ連れて帰る場合は成田で2週間の検疫が必要です。

飛行機は飛行機会社によって、その便によって、1機に1匹だけ小動物を機内に持ち込ませてくれるところがあります。
こちらは飛行機会社に問い合わせればわかります。

数年前に(まだアメリカから猫を連れ帰るのに検疫がなかった時代)ニューヨークから飛行機で愛猫と帰国したことがあります。
機内では一応、座席の下に入れることができるキャリーに閉じこめておかなければいけない規則でしたが、たまたま非常に空いていた便だったので、ずっと膝の上で抱っこしてくつろいで帰ることができました。トイレは小さな容器にペットシーツを敷いて猫砂を用意しておきました。その子は1回だけ、そこで上手にしてくれました。

しかし、狭い機内なので猫アレルギーの方もいらっしゃるかも知れないし…もし猫が何かの拍子で驚いてパニックになったら…などと考えると、貨物として預けた方が猫にも人にもストレスが少ないかも知れないなぁ〜と、今は思っています。
貨物といってもちゃんと空調が完備されていて、環境的には心配はありません。ただ、他にどんな動物が乗せられているか…?これはわかりませんね。
先日空輸された猫ちゃんはなんと!象と同じ貨物室だったと!という話を聞きました。
もちろん直接接触することはないでしょうけど…猫も驚いただろうな(/_;)

7歳の猫ちゃんにとって、これが1年間の間のこと、と考えるとかなりハードでしょうね。その猫の性格にもよりますが、かなりのストレスだと思います。
海外に連れて行く場合、運送の問題だけではなくもし病気になったら!という時の方が大変なような気もします。
信頼できる獣医さんと巡り会えるのは日本国内でも難しいですものね。

そんなこんな…色々シュミレーションしてみて、猫ちゃんのために一番いい方法を考えてあげてくださいね。



猫の粗相について >
RICAさん、こんばんは。
獣医師ではないので参考程度に聞いてください。
友人の猫の話ですが…
やはり同じように突然粗相をするようになったそうです。
去勢は早くに済ませていて、トイレはしたらすぐ片づけて…何個も色々な砂を用意して…と色々試されたのですが一向に改善されず…
その子の内臓にはガンができていたそうです。
内臓系の病気でも粗相をし始める場合があると、私もその話を聞いてはじめて知りました。
見た目には全く健康で、食欲が落ちたり元気がなくなったりする事は見られなかったそうですが。

そんな理由で粗相が始まる可能性もあるので、一度健康診断をかねて、獣医さんにご相談になってはいかがですか?


何を食べさせたら・・・>
ねこ飼いさん、こんばんは。
獣医さんの診断を受けてらっしゃるのですよね。
だとしたら、その病状にあった療法食があります。詰まっている石の種類によって、療法食の中身は違います。きちんと検査されていれば、その症状にあった療法食を処方してくださるはずです。
ドライでも缶詰でも、メーカも各種ありますので、猫ちゃんが少しでも好んで食べてくれるものを探してあげてください。
尿道結石の場合は、普通の餌を食べていてはなかなか効果があがりません。
頑張ってくださいね。

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