まずは広報板を見ること！（＾＾）　は、さておき。
時々このようなご質問があります。
まずは一生懸命お勉強をすること。獣医学部は易しくはありませんから。
（かくいう私は高等数学に負けて、獣医学部受験をあきらめた＾＾；；）
中高のうちは獣医になる為の特別な勉強は無いと思います。
将来獣医さんになったときには、相手は患畜さんだけでなく、その飼い主の
人間も相手にするのですから、幅広い教養を持つべきだと思います。

人に優しく、生き物に優しく、いろいろな立場を理解し受け止めて
その中から総合的に判断していく。そういった懐の広い人間性が必要であり、
また求められていると思います。
ですから中高ではどの学科も頑張れる根性（笑）を育てると共に、親御さんは
幅広い経験をさせてあげてください。自然に触れさせることも必要ですし、
小さな生き物を育てて生死を体験することも大切でしょう。

個人的な感想を言えば、生き物に関わるには相当の我慢強さが要求されます。
必要なら２時間でも３時間でもじっと観察できますか？毎日毎日、トイレの世話など
汚い仕事を続けられますか？汚い・ツライ、でもその中から喜びをみつけることが
できますか？　動物が好きだから、動物のためになることなら、とがんばれますか？
命と関わることって、そんなことだと思います。子育てと同じですね。
どうか子供さんと一緒に、そうしたことを考えてあげてください。

冒頭に述べた「広報板を見ること」は決して冗談にはならないかも知れません。
ここは動物に関わることの現場でもあるのですから。また、レスを付けてくださる
方には獣医さんもいれば、熱心な愛好家もいます。それぞれの動物達にどんな
問題があるのか考える場にもなります。
自然と野生ＢＢＳを見ると、命に対する根本の姿勢がみえます。
愛護ＢＢＳをみると動物を守ることの難しさが分かります。
メモリアルルームをみると、人が動物に寄せる思いの深さを知る事ができます。
（獣医さんには飼い主さんの心が分からなければいけませんね）
どうか広報板へ来て、じっくりと心のあり様を学んでください。
あとは本来の学業を頑張ること！です。
素敵なお子さんになるよう、心から祈っています。