獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200203-94

re:心配です・・
投稿日 2002年3月12日(火)23時44分 ころ

フェレット飼いのころです。
副腎疾患はうちでも複数経験がありますが、症状や副腎のしこりの
程度などによって即手術をせずに様子見をすることは良くあること
だと思います。あまり早期に開腹しても肉眼でどちらの副腎が悪いのか
確認しずらいこともあるそうです。
一般的にフェレットの副腎腫瘍は良性で長い時間をかけて徐々に
進行していくことが多いようですが、そうでない場合もあります。
逆に急に腫瘍が大きくなる場合は注意が必要かもしれません。
経験では副腎腫瘍があってもすぐに具合が悪くなるわけではなく
食欲や体重が減ったりもしませんでした。

飲み薬はどのような物を使っているのか分かりませんが、
私の知っているものでは副腎の細胞その物を破壊する薬
(腫瘍化しているものも正常な細胞も。。)や過剰となるホルモンを
抑えて症状のみを抑えるくすりがあると思います。
(後者は腫瘍に対する根治治療ではなくて症状を抑える目的で使用されます)
どういう薬をどういう理由で使っているのかも先生に聞いてみると
説明してくださると思います。
うちでは、手術をした子もいるし、持病で手術が出来ない子にはホルモンを
抑える注射をしています。

お医者さまとは長い付き合いになるかもしれませんので、
不安や疑問はそのままにせずに率直に聞かれると良いと思いますよ。
最終的に治療方針を決断するのは飼い主なだし、納得の行く治療を
を受けるためにも。。。。

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