獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200301-25

レスあれこれ
投稿日 2003年1月5日(日)11時26分 チーママ

お正月あけで獣医さんはお忙しいようですので。
獣医ではありませんが。

犬の噛み癖のななさんへ
最近譲り受けたと言うことですが、来てからどれくらいたつのでしょう。
前のおうちとずい分環境も変わったことですので、環境の変化に神経質
になっているのかもしれませんし、飼い主が代わったことで人間不信に
なっているのかもしれません。また以前どのように飼われていたのかも
チェックポイントですね。
彼女の性格はどうでしょう。臆病・気が強い・甘えん坊等々。
またななさんのお宅で犬を飼った経験があるなしなどはどうでしょう?
彼女がなぜ噛むのか、どういうときに噛まれたのか、そのあたりをもう
少し詳しく教えていただけると、アドバイスの参考になるかと思います。
いずれにせよ大型犬の事故は大事になりかねませんし、人も動物も不幸
になってしまいますので、今のうちに解決してあげたいですね。
犬BBSにもお話してみますので、何かアドバイスがくるかもしれません。

ウサギのエスさんへ
3年も飼っていらっしゃるエスさんが、普段のウサギさんと様子が違う
と思われるのなら、確かに何か手を打つべき原因があるのだと思います。
人間の小児と同じく、何か問題があるのかどうかは母親(飼い主)が
一番わかるのだと思っています。
問題は獣医さんですが、かかりつけのお医者様はいらっしゃらない
のですね?
「ウサギも診れる=ウサギを良く知る」というのは違います。
ウサギ・リス・ハムスターなどげっ歯目にとって、歯は生命線です。
気がつかずにいると命にかかわります。
この時期ですので寒さから来る体調不良も考えられますので、まずは
充分保温をしてみてはいかがでしょう。鳥でもハムでも寒さが原因の
時は加温することで、大体1日ぐらいで状態が改善します。
それでもおかしいときは、もう一度ウサギを良く診る獣医さんへ連れ
て行ってはどうでしょうか。
ウサギも体調が下り坂になると、待ったが利かない動物です。
ウサギさんの様子をこまめにチェックしながら、手遅れにしないよう
にしてあげてくださいね。

食欲がない?のあぴさんへ
ミニチュアですか?スタンダードですか?
知り合いのミニチュアダックス君も少食です。
こういう子の時は体重重視です。
やせていても元気に生活し、体重が標準内であれば「省エネルギーな子」
というわけです。
この子の場合は室内飼いですので、もともと運動量が少ない。
運動しないので食欲も少ない。もっとも人間の食べ物には興味津々の
子ですので、食べないとつい飼い主は自分の食事を分けてしまう。
そのままでは成人病の子の出来上がりですので厳重注意しましたが。
今では1回に鶏肉(皮除く)2センチ四方位をみじん切りにして
ドッグフード3さじに混ぜたものを1日2回与えていますが、
食べないときはそのままほうっておく。
そうすると時間をかけてもあきらめて食べます。
食べたときは盛大に「いい子いい子」とほめています。
検査をして異常ナシで、普通に生活しているなら、それはその子の
個性と思っていいのではないでしょうか。
かえって肥満させやすいダックスの、減量の苦労をしなくて済む位の
気持でいいのでは?
人間の子の少食でもそうですが、親が気にしすぎだと、子供も神経質
になりがちです。病気などの問題がないなら、おおらかに個性だと
思ってみてあげれば良いのではないかと。
ちなみに我が家の息子(人)の場合、医者が気にするほど「食べない・
太らない・吐く・寝ない」子でしたが(標準体重の7割が常)、親は
早々に「これがこの子の個性・20歳過ぎたらただの人」と割り切っ
ていましたら、今では十分成長しました(爆)
量に神経質になるより、行動の様子と体重と栄養バランスに気を配っ
てあげてはどうでしょうか。


◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。