安楽死をするしないは獣医さんが決める事では無く、飼い主さんが決める事だ
と思いますよ。
人間だったら口をきいて何に対しての行動か説明出来るでしょうが、動物の場
合飼い主さん以外にその子を理解出来る味方はいないでしょう。
うるさく吠えたら声帯を取る、家具を傷つけるから爪を抜く、噛み付くから口
輪をする、引っ掻くから安楽死、そのような解決法を選ぶのなら飼わない方が
良いねって思う時あります。
動物は元々自然の中で生き抜く為に色々な本能を持っていたものを、人間を基
準にして人間から見て良い子である子だけを増やしてきている所があります。
でも、動物本来の性質を突然の先祖帰りではなくてもその性質を持って生まれ
る子だっていると思います。
全ての子が何事にも動じないでゆったりした性格を持っているとは限らないで
すものね。
解決法が安楽死だけではなく他にきっとあると思うのですよ。
大きなケージを買って、他の人がいる間はださないという方法だって良いじゃ
ありませんか。その子はかえってその方が安心出来るかもしれませんよ。
色々試みる事は沢山あると思います。
一つしかない命です、恐がらないで守ってあげて下さいな。
恐がる態度に相手もよけい恐怖を覚えてしまう事だってありますものね。