みみさんが「動物実験はいやです」という言葉はみみさんの気持ちであって、
それは御自由ですが、あれも嫌、これも嫌では何の仕事もできませんね。
また「獣医師になるには、、、、わけのわからない獣医学部の伝統の気がしま
す。」という言葉は、実際に入学して、勉強して、卒業するまでの間、色々な
問題を自分自身で様々に葛藤をして、自分で解決して、例え解決しきれなくて
もしなくてはならない事が山程あり、それの一つ一つを自分の中で解決してい
くしかない時間を過ごしてきて、その結果として今の自分があるわけですから
、何も解決する努力を自分の中でしないで、他人に聞く事で実際とは立ち向か
わず、嫌なんですものと言いながら悩んでばかりいる人間が簡単に言う言葉で
はないと思います。
御自分の考え（たとえ御自分の気持ちに正直だとしても）として発言されてい
ますが、それは獣医大を卒業して、獣医師になっている人間全てに向かって言
われている事になります。
そして「私が一番危惧しているのは、、、飼い主さんの気持ちがわからない人
が獣医さんでは、困るのです。」という発言です。
例えあなたが困っても、そういう人間が獣医師になるのも自由です。
でも例え解剖が好きだという人間が居ても、その人間が獣医師を目指すかどう
か、一生の仕事として選ぶかどうかも疑問ですよね。獣医師は解剖や動物を殺
す為になるのでは無く、助けたいが為になる方が多いのでは無いでしょうか。
私はそうでした。
解剖が出来る人間だから、その人間は感情も無いと決めないで下さい。
つくづく思いますが、人間が人間の言葉を話していても判りあえないものです
ね。
逆に人間でありながら人間の気持ちもわからない、そのような人間に動物の気
持ちが理解出来るでしょうか？
あなたが尊敬出来る獣医師に会えなかったから獣医師になりたいという望みは
自由ですが、大体尊敬出来る人間になんて一生にそれ程お目にかかれるもので
はありません。もし尊敬出来る獣医師に会えたとしてもその人が淡々と解剖を
していたら駄目だと言う事になりますね。世の中全ての獣医師が誰からも尊敬
されなければいけないと言う事も全くないですけどね。
あなたの発言を読んでいると、私が望む獣医がいないから自分が獣医になる。
それには実験動物を平気で行うような人間は、感情が無く、飼い主の気持ちも
判るはずが無い。最終的には獣医になる人は、動物が嫌いなのだと言う所まで
行ってしまいそうですね。
最初に書きましたが、何かをしたいと臨んだ時、自分の望んだ事だけでは無く
、沢山嫌な事は多く、しかも嫌な事を避けては進めないのがこの世の中です。
獣医学が始まった目的は私は関係ありません。私は自分の気持ちが動物を助け
る知識や技術を身につけたいと望んだからなりました。その後の自分の中で解
決しなければいけない事は自分の中で解決し、他人に同意してもらう必要はあ
りません。みみさんも自分の中で獣医師というものをもっと解決してから、他
の方に話を持っていかれると良いのでは無いでしょうか？根本的に嫌だからと
か、困るから等の気持ちくらいで判断されたく無い事が多いように思ってしま
います。
みみさんがこの場所で何を話されたいのか、今回の発言を読んで判らなくなり
ました。