数週間前のニュースだったと思うのですが、やはり野生のヒナが巣から何度も
落ちて危なっかしいので近所の人が鳥かごに入れて木に吊してみたら親鳥が
代わる代わるやってきて世話をしているというのを読みました。
この場合もヒナには人間の匂いがついていただろうし、鳥かごにももちろん
ついていたでしょうけれども、大丈夫だったわけです。
だから人間の匂いがついたから即ダメってことではないのかなと思ったんです。
個体差によるとは思いますけど、一応試してみたらどうでしょう。
このニュースを真似て鳥かごに入れてみるのがいいのかどうか私にはわからない
のですけど。

やはりご自分で育てざるを得ない場合は、思いつくのは野鳥の会とか市町村の
野生動物を扱う部署とかに相談ですけど、あいにく週末ですね。
（とりあえず週明けには許可をもらわなくてはいけないのでしょうけど）
まずは朝になったら鳥を見られる獣医さんに連れて行くというところでしょうか。
しかし私がこれまで聞いてきたところでは、人間の手でというのはかなり難しい
んだろうなと思わざるを得ません。
特に親鳥に巣から落とされた（捨てられた）ヒナであるなら、弱い個体である
可能性が高いのかなという気がします。厳しい言い方をすれば野生の中では
生きる資格のない個体なのかもしれません。
とはいえ心情的に助けたいというのはもちろんよく理解できます。
上手く育ってくれることを願っています。