獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200308-73

痙攣発作について
投稿日 2003年8月8日(金)23時20分 NAO

愛犬(13歳のG・シェパード雄)が7日の夜中に激しい痙攣発作をおこしました。
痙攣発作は初めてのことです。
激しい痙攣が治まった後も、小さな痙攣が続き、また激しい痙攣を起こすことを
繰り返していました。
救急で病院へ連れて行き、脱水を防ぐため点滴と痙攣を止める薬を静脈から投与。
薬の効果が切れた頃、痙攣が治まっていなければ6時間おきを目安にまた薬を投与する
とのことでした。
翌日面会に行ったのですが、痙攣は治まる様子はなく、6時間置きと目安にしていた
薬の投与も3時間置きになっているということでした。
面会中も、薬の投与から2時間しかたっていない時点で、すでに小さな痙攣発作が
出ています。
薬が切れて目を覚ました状態は、発作を起こしている状態であり、発作と薬で強制的
に眠らされるの繰り返しの状態です。
入院中の病院には、MRIなどの設備はなく原因の特定ができません。
ウイルス、または腫瘍などの脳障害が原因だろうとのことでしたが、確定診断では
ありません。
4月の血液検査では、肝臓などもとくに異常は見られませんでした。
眠っているか発作を起こしているかのどちらかなので、食事も全く摂れていない
状態で体力が果たしてもつのか心配しています。
先生からは、はっきりとは言われませんでしたが、痙攣が全く治まらなければ
今後のことを考えなければ・・・と言われました。
安楽死のことです。

みなさまにご相談したいのは、痙攣発作の最中は犬本人は果たして苦痛があるのか?
そして、こういった症例でわずかでも回復の可能性があるのか?
痙攣を抑える以外の治療法はあるのか?
また、薬で眠らされている以外の時間は痙攣発作を起こしている状態が今後ずっと
続くのであれば、それでも生かしてわずかな望みに託すか、苦痛をとってあげるかの
決断を飼い主である私がしなければなりません。
生かして望みをたくすにしても、食事が摂れないので体力を考えると時間がありません。
どういう形にしても、最後は私が見守って一番落ち着く我が家で旅立たせてやりたいのです。
死ぬことを考えて生きている動物はいないと思います。
最後の瞬間まで生き抜こうと考える動物にとって、安楽死というものは、
やはり苦痛を伴うものなのでしょうか?

質問ばかりで申し訳ありませんが、ご意見をお聞かせください。

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