垂れ耳タイプのパピヨン…すなわちファレン（蛾）ですね。
今回のモモタローさんのご愛犬はファレンではなく、
立っていた耳が垂れてしまったとの事ですが。

パピヨンに限らず、コーギーやヨーキーなどにも
たまに見られると思いますよ。

将来立ち耳になる犬種は、垂れていた耳が
成長と共に立ってくるのですが
個体差はかなりあると思います。
ずーっと垂れっぱなし、と言う子も中にはいますし
(経験上、その犬種の中では大振りタイプの子に多いような気がします)
ある朝起きたら突然立ち耳が完成していた、という事もあれば、
日替わりで片耳ずつ交互に立つ段階を経て、立ち耳になる子もいます(^^)

立ったり垂れたりを数回繰り返すケースもありますから、
このケースでも又立つことは充分考えられます。
特に3ヶ月という月齢を考えるとたまたま
耳に関して過渡期なのかも知れませんね。

又、特別耳の大きな個体ではやはり立ちにくかったり、
ヨーキーなどの長毛種では、毛が伸びた重みで立ちにくくなり、
マメに毛を刈って軽くしてやる事で殆んどが立つようになります。
(垂れ耳に悩むヨーキーオーナーさんは是非やって下さい。
やはりパピーでないと厳しいですが…)
あと、医学的な根拠については分かりませんが
ある種の薬の副作用で耳に元気がなくなるかのように
垂れてしまう例も、過去にいくつか見てきましたので
あるようです。

どうせならイラストで描かれるような
片耳折れのお耳でも可愛いのですが、
純血種の場合は、残念ながら(？)余程の原因が無い限り
殆んどが元の立ち耳に戻っちゃいますよ(^^)