獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200403-217

コリンさん
投稿日 2004年3月29日(月)02時37分 投稿者 田口正行

ERGの検査時期ですが、生後半年以降では如何でしょうか?
この時期であれば、少なくとも確実な判断が出ると思います。
また、盲目が出生直後からの場合と、後天的に視覚を失う場合との比較ですが、よくわかりません。
考え方としては、はじめから視覚のない世界に暮らしている方が、見えていたものが見えなくなるよりもましかもしれないとは考えていますが、実際には想像するしかないので、、、
ERGはあくまで網膜の電気的な反応を見ているだけですので、ほんとうに見えているかは判断できません。
VEPに関しても視覚経路のうちで大脳の後頭葉までの経路を確認しているにすぎません。
ここから先は、可能であればポジトロンCT?のような実際に視覚刺激で大脳皮質に興奮が起こっているかを確認することになるのでしょうが、臨床的に行われてはいないと思います。
まずは、主治医の先生と相談されてERGまたはVEP検査(こちらはあまり一般的ではありません)検査を行える施設への紹介を依頼されては如何でしょうか?

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。