獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200403-65

re;大学院進学について
投稿日 2004年3月7日(日)22時42分 投稿者 わたらい

こんにちは。

>病院を開業する時の融資額が、博士号の有無で相当違ってくる

え!?
そうなんですか?
いやはや・・・(^^;

もしも本当にそういうお話があるのであれば、世間の大勢の開業獣医師はがんばって大学院へ進んだと思います(たぶん)。
ニンゲンのお医者様のお話ではないでしょうか?

ご存知と思いますが、大学卒後の肩書きは獣医学士というものになります。
昔、獣医学科が4年生だった頃はこの上に修士というモノがありまして、その上が博士となっていました。
4年生が6年生に変わった過渡期の方達は強制的に修士に組み込まれ、6年間の在学期間を終えると修士課程を修了して卒業したことになっているという風に聞き及んでおります。
今では6年生ですから、学士の上はいきなり博士です。

おそらく、大勢の臨床獣医師が学士か(一部は修士)の資格止まりで終わっているのがこの業界であるように思います。
つまり、「進学はしなかった」方達である、と。
進学にも本当に色々あると思いますが、一種のステータスとしての「博士」にこだわる方もいるでしょうし、やはり何かを見据えて「研究」の道へと進まれる方、開業した後(勤務医でも構いませんが)病院と大学、二足のわらじを履きながら博士を取られた方もおられます。
博士号は努力する人であればどの様なところにあってもとれるモノのようです。
(「大変でない」などとは申しておりませんので、念のため)

実際には本人のやる気次第でしょうから、「やりたいこと」がカタチとしてあるのであれば、そちらの道へ進むのもよろしいかと。
ただ進学してから「こんなハズでは・・・」というのもあり得る話ですから、事前の情報収集(場合によっては教授等のコネ)を十分にしておくという事をお忘れ無く。
どのみち、博士号はなくても市井の先生方が勉強してないというわけではありませんから、就職したら就職したで(いろんな)勉強の連続がまっていると思います。

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