獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200405-303

悩んでいます。(長文です。)
投稿日 2004年5月29日(土)15時40分 投稿者 梅

はじめまして。10歳になるトラ吉(♂)のことで相談です。

ひとり暮らしでトラ吉と一緒に住んでいるのですが、去年海外に留学をする、ということで、知り合いに海外にいっている間だけ、ということで預かっていただきました。この知り合いの方はもともと2匹の猫を飼っておられ、その方の家族も猫好きの方ばかりで、わたしが海外にいっている間ずいぶん大切に面倒を見ていただいたようです。トラ吉は肥満のためおしりがなめれないため、よごれてきたら拭いてもらったり洗ってもらったり・・。ほんとうにありがたいな、と思っています。感謝の心でいっぱいです。

先月日本に帰ってきまして、なかなか引越し先がみつからないこともありまだしばらく面倒みていただいているのですが、最近その方から、「梅こぶちゃさんが日本に帰ってくる前から考えていたんだけど、トラ吉も我が家にも慣れてきて、彼本来の穏やかな性格も取り戻しました。少しうちの猫たちと遊ぶことで少しながらもやせてきてはいます。トラ吉を梅こぶちゃさんに返して、またさみしい生活にもどすのに抵抗を感じます。よかったらこのまま預からせていただけませんか?トラ吉の主人はあくまでも梅こぶちゃさんなのだから、いつでもうちにあいにきてもらってかまわないから」といわれました。

とても悩んでいます。どの選択がトラ吉にとって幸せなのか。わたしは愛情はあげれても、快適な環境をあげることはできません。いつもひとりでお留守番でさみしい思いをさせてしまうでしょうし、部屋も一人暮らしでは広いところに住めません。ベランダを留守中もあけておくわけにはいかないし・・。ところが今のトラ吉の環境はもちろん家族で暮らしておられるのでマンション暮らしですが、部屋はひろく自由に動きまわれます。ベランダへのネコドアもあり、ベランダにはネコ専用のベンチが置いてあり、座布団つきです。いつでも好きな時にベランダにでて日向ぼっこしながら昼寝ができる。10歳というトラ吉にとってまさにこれから寝る時間が大事になってくるでしょう。そして気の向いたときにはそこのおうちの家ネコ2匹とも仲良くやっている様子で、時々おいかけっこなど運動量も前に比べると増えているようです。わたしと暮らしていた時は部屋が狭いため走る気にもあまりならない部屋だったのでしょう。無気力なネコ・・にしてしまったわけではありませんが、今の生活をみていると・・今の方がトラ吉にとってよい生活環境ではあるな、と思います。頭ではわかっているんです。トラ吉にとってどちらがすごしやすいか。残りの余生(きっとあと2 3年〜数年。今では20年くらい生きる子たちもいるみたいですが)を幸せに過ごさせてやりたい。そう思うと手放した方がいいのでは・・と思うのです

ただトラ吉と9年間一緒に暮らして、息子のようなものです。家族です。離れることを考えるとわんわん泣いてしまいました。一緒にもちろん暮らしたい。最後までみとってあげたい。この間会いに行ったとき忘れてるかなーと心配していたのですが、最初クンクンしていたもののしばらくなでているとグルグルと言い出したので、あー覚えててくれたんだなーと可愛さ倍増!でした。

この先のわたしの居住の予定はといえば、縁がつづくなら2年後くらいにカナダに嫁ぎにいくことになるかもしれない。そのときに飛行機に乗せてカナダまで・・というのは高齢のトラ吉にとってかなり負担のある旅ですし、環境がかわるのはかなりの負担になるのでは、と思います。もしそうなったらの場合ですけど。

ネコは家につくっていうけど、最近のネコは飼い主が大事だっていう本も読みました。長年一緒に住んできたわたしと一緒にいた方が幸せなのか?住む環境が整っていて愛情も注いでくれるところの方が幸せなのか?そんなこんなを考えていたら、どっちの選択をとった方がトラ吉が幸せな人生(猫生?)を送れるのかよくわかりません。トラ吉にききたいです。

なんだか支離滅裂な文章になってしまってすいません。どうかアドバイス下さい。よろしくお願いします。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。