６月１７日の　うえださんへ

＞ワクチンも接種しておりますし元気もあったので、重い病気ではない
　だろうと思いながら先日近くの獣医さんに見てもらったところ
　　１．レントゲン撮影の結果　
　　　　レントゲン映像に心臓が写っていない
　　　　（何らかのものが胸部にあり心臓が隠れてしまっている）

この心臓の陰影が写らないと言う原因は、胸腔内にマスが存在している
からという説明なのですね？　胸水があれば、そのために心臓の陰影は
写らなくなりますから、マスの存在が確認できて、さらに心臓の位置に
重なっているといるということであれば、かなり限定される意味あいと
なります。

＞　　２．血液検査の結果
　　　　白血球ウイルス感染症は感染なし

これは、「白血球ウイルス」ではなく、血液を採血して「白血病ウイル
ス」の抗原検査をしたということですよね。
で、あれば白血病のウイルスが、今現在、流血中に出ていないという意
味にしかなりません。白血病の否定にはなりません。


＞　　　３．胸水の抽出
　　　　オレンジ色の液体がたまっており、病理検査中上記のような結
　　　　果でした。

この胸水の中に見られる細胞診断の結果が、検査としては最も重要だと
思います。出現している細胞の正体が分かれば、おのずと疾病も明らか
になるはずです。
レントゲンの像において、マスが読み取れるのであれば、胸水の量は、
さほど大量ではないと思われますが、それでも胸水があれば、肺胞の中
は湿潤していますので、咳が出るのは仕方ないでしょう。
利尿剤の投与によって胸水を減少させてあげることができれば、本人は
楽になると思います。


病理検査の結果が1週間ほどでわかるということで今は結果をまっています。