獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200408-180

マルチレス
投稿日 2004年8月15日(日)11時33分 投稿者 プロキオン

8月13日の 斉藤さんへ
動物というのは、4本の足があれば、みないっしょというわけではあり
ませんから、カモシカです、タヌキです、猪ですと言われて、ハイハイと
2つ返事で引き受ける事には躊躇すると思います。
研究機関に所属されているということであれば、そちらの機関で獣医師を
雇用されて、その獣医師に勉強してもらうのが一番確かな方法になるよう
に思います。
先般の書き込みのように希望者は、少なからず存在するはずです。

が、しかし、とりあえずの差し迫ったところとして、動物園は協力してい
ただけないのですか?


8月14日の けいさんへ
足の蹄が伸び過ぎているということになると、餌と床(運動場も含めて)
について検討される必要があるかもしれませんよ。
牛の方でも多いので、大抵は飼い主さんが切るのですが、あまりに過長で
むずかしいものは、削蹄師さんに依頼することになります。その方面から
依頼先を相談すると良いのではないでしょうか?


8月13日のけいさん、8月15日のm&m’さんへ
お二人とも、避妊手術後の手術痕についての御相談ですね。

結局、お腹を閉じる時に選択した縫合糸の「太さ」と「縫合の間隔」の問
題につきるようです。

これは、成本を読んだだけでは駄目なのです。患者の体の大きさや腹筋の
厚さや糸の張力を勘案して、かつ美的な感覚で、間隔を縫合していかない
となりません。「センス」と「経験」の両方が求められます。
( あと、縫合糸や器具の取り扱いの上手下手もありますが )

その他、患者自身が縫った糸を気にして、傷口を舐めて舐めてで、腫れさ
せてしまう場合もありますが、こちらの場合は患者に原因があることにな
ります。

いずれにしろ、腫れてしまったものは、腫れが治まってくれないとなりま
せんし、10年前の手術であれば、今からはちょっと…。
きっと、年齢的に皮下脂肪が落ちてきて、腹筋の様子が分かりやすくなっ
てきたということではないでしょうか。

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