獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200410-60

訂正いたします。。
投稿日 2004年10月6日(水)02時18分 投稿者 olive

>IUCNがツキノワグマを絶滅危惧II類に、中でもイランとパキスタンに分布する亜種を絶滅危惧IA類にしているんですよね?絶滅危惧IA類は日本のツキノワグマの話じゃ無いですよね?日本の環境省のLDBではツキノワグマはLp(絶滅の恐れのある地域個体郡)で…
 
はい、おっしゃるとおりでした。(山口県内に生息生育する野生動植物の分布実態を把握し、その保護対策を専門的見地から検討する目的で設立された)山口県野生生物保全対策検討委員会が中心となって作成された山口版レッドデータブックのカテゴリー が『絶滅危惧IA類 』、そして環境省カテゴリーが『絶滅のおそれのある地域個体群』でした。

>また文中の「有害鳥獣駆除法」なる法律も存在しないですよね?
「鳥獣保護法」のことですよね?「駆除法」と「保護法」では
180度違う印象を受けます。(意図的なすり替えとは思いませんが)
申請・許可が出ないと殺すことができないというのは、逆に言えば野生鳥獣を
好き勝手に殺さないように日頃は国の法律で保護しているんですよ。

はい、おっしゃるとおりです。「鳥獣保護法(鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律)」の第12条(適用除外)の中の「有害鳥獣駆除」でした。

許可がおりないと殺せないと言いますが、許可の判断がどういった基準でされているかが問題で、地域によって対応が全く違うのはおかしいと思います。法律も大事ですが、同じ法律でも現場で処理にあたる人の判断で結果が違っているのですよ。明らかに感情的な要因が反映していませんか?

>ニュースの件は、山奥で静かに暮らしているクマをわざわざ殺しに出かけている
のではなく、実被害が出てしまっている案件に対して、怪我した方や御家族、
周辺住民が納得し、かつ迅速な対処法をとったということでしょう。

何よりやるべきことをしない行政の怠慢と、安易な殺処分は反対です。住民のクマに対する不安への対処は、クマの殺処分だけではありません。一匹だけならわかりますが。人里への出没のたびに殺せばすむというのですか?単なるその場限りの対処法でしかない。もっと現場に知恵と行動力のある人はいないのでしょうか???


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