取り敢えずは...ということもあってもいいと思いますが、
ただそれはあくまでもとりあえずであって、それが
続くようなことがあってはいけないと思います。
安易な殺処分には反対....ですよね、絶対反対じゃないと
いうことですよね。安易かどうか、それについては
それなりの情報なり説明がないと判断できないと思います。

ものごとを考えるとき、絶対論というのはどうかと思います。
やはり、現実的には相対論的に考える方がいいと思います。
要は、絶対ダメ...というのは無理があるということです。

クマによる（人身）被害....さて、相対的に多いのかどうか？
（何に対して...がないと答えようがないとは思いますが、
　そこは、一般的に考えていただければ）
まったくクマによる（人身）被害をなくそうと思えば、
クマを撲滅させることでしょう。もちろんそれは、
車の被害をなくすために車廃絶をという理屈と同じで
愚かな発想だと思います。でも、それは、理屈としては
あってるように思います。しかし、
車の被害をなくすために車廃絶を..とならないのは、
車による恩恵がそれによる被害を大きく上回っているから
だと思います。そこで、話しをもどして...
クマの存在・クマとの共生のメリットは？　
具体的にいえばそれはほとんどないと言えるかと思います。
ただ、クマの存在・クマとの共生を“ここちよい”と、
思えばそれだけでもそれだけでも恩恵となるように思います。
もちろん、事故・被害はより少ない方がいいと思います。
それにはそれなりの工夫なりが必要かと思います。
ちょっとしたことで、事故・被害が半減、１／１０になることも
あるかと思います。

今年の場合、それなりの特殊事情があったらしい。もし、
そうなら、これからはそれを事前に察知して、より重点的に
対策をとれば被害はかなり減るように思います。
その対策については、やはり専門家が必要となると思います。
なんでもそうかと思いますが、需要（必要性）があれば
供給はでてくる...専門家がいないというのはもしかしたら
その需要（必要性）がない（なかった）からなのかも...。

結局は野生動物についてどう思うかだと思います。
そして、それには教育（マスコミ報道等も含む）が
大きくかかわってくるものだと思います。

“出てきたから”打ち殺す...そういう現場をみせつけられたら、
そしてそれをみんなが当たり前のことといっていれば
それが当たりまえになってしまう...
特に子供ならそうなってしまうように思います。
そしてそれはただ単にクマだけに限らなくなってしまうようにも
思います。

最近の報道では、捕獲されることが多いようですね....
個人的にはうれしいことです。
あと、こういうところで発言するのも、ひとつの活動だと思います。