獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200410-80

安易な殺処分反対です!!
投稿日 2004年10月6日(水)19時55分 投稿者 olive

みなさんいろんな意見ありがとうございます。

>oliveさんは何か行動を起こしていらっしゃいますか?

TVでY県の事件(クマ捕獲後の薬殺処分)を知って、地元役場と県の関連機関に殺処分理由を問い合わせ→ツキノワグマの生息地保全対策も、被害防止対策も全くとられていない。
『安易な殺処分をする前にやるべきことがある』
そう思い、地元役場担当者、県機関の担当者にクマの生息地保全対策・被害防止対策に努めていただくよう要望しました。地元からは「国がやってくれないと」といった言葉がでたので、とある県のツキノワグマ保護管理計画書のコピーと、クマの研究保護活動をしているNPO法人の情報を送付し、地元でできる取り組みを積極的に行って欲しいと要望しました。また環境省へHP上からY県でのクマ殺処分の経過と対策の実状を報告し、国としてもクマの生息地保全対策・被害防止対策に努め、改善されるよう要望しました。
今までは関心が犬猫中心に向いていたので、クマの保護に対しての活動は特にしていません。今回は野生動物保護活動をされている団体に問い合わせ、助言いただき資料を送っていただいたのでこれから自分にできることをやります。
 
一市民であろうと、部外者だろうとなんだろうと、私は声をあげ行動するべきだと思います。私はこうあって欲しいという自分の考えのもと、このような行動をしました。
おそらく私と同じように、『クマ出没→殺処分』というニュースで疑問を持った方も全国にたくさんおられるはずです。みなさんも一緒に行動していきましょう。結果的にどうなるかなんてわかりませんが、それでも一石を投じていきたいと思います。

それから私が言わんとしている事は、クマを、野生動物を一匹たりとも殺すな…といったことではありません。
@クマの命も尊いものであること→取り敢えずは人命重視で熊君に犠牲になって貰うしかない、といった考えは反対。 
A人間の知恵をもってすれば獣類被害は減らせる→まずクマの生息地保全対策・被害防止対策にきちんと取り組むべき→それらが全くなされていない(Y県では。)→被害が出てからの一時的な対処法でしかない殺処分で済まされていることに反対。

以上です。






 

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