獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200502-199

Re:バファリン  >飼い主として気を付けていることなど
投稿日 2005年2月24日(木)13時24分 投稿者 りんママ

山下先生 はじめまして 犬飼いです。

Big1先生、sutemaru先生 いつも判りやすいレスありがとうございます。
今回の先生方のお話もとても勉強になりました。さっそく(._.) φ メモメモメモ
ありがとうございました。

私は、愛犬が4ヶ月の時に試供品でもらった鼻炎薬カプセルを誤飲された事がありました。
手が届くはずのないと思っていたのは飼い主だけ、誤飲は親の責任です。
二重になっているラミネートを破り中のカプセルを取り出して咬み破り・・・猛反省しました。

山下先生が、危惧されるお気持ち、とても良く判ります。
オペミスなどは別として、医療裁判の根底は、「患者(飼い主)」と「獣医師」との間での意思疎通が出来ていない為、あるいは感情の拗れなど信頼関係が築けていなかった為だと思えることも多いのです。
インターネットは一瞬にして世界中の様々な情報を得ることがとても容易いです。
しかし、情報の中身は玉石混交ですから、良い情報なのか良くない情報なのかを見極めることもとても大切だと思います。
使い方次第では、毒にも薬にもなります。
情報は、文章もですが前後の経緯を省き、一部分だけを切りとってしまうと本文とは全く正反対の意味を持たせてしまう事も多いです。
マスコミ報道などでは、「目をひく部分だけ(記事として売れる)が採用」されていることもあります。

私は、信頼の出来るかかりつけ医をペットが健康なうちに探すことをお薦めしています。
私は、現在の愛犬の主治医探しにとても苦労しました。
言葉は良くないですが、近くのヤブ(フィラリアやワクチン接種だけ)、少し遠くの主治医(前主治医からの紹介、自宅から車で30分)、夜間緊急対応できる病院(自宅から車で10分内)と複数使い分けています。

ペットを飼おうと思ったら、まず病院探しから初めて頂きたいです。
人からのお薦め情報で判断するのではなく、自分で調べてと第六感を駆使して探して欲しいのです。
見つけたとしても信頼関係は、年に何度か病気の時に連れて行くだけでは、得られるはずはありません。
飼い主からすれば、獣医さんはお一人ですが、獣医さんからすれば数多くの飼い主の一人です。

私は、愛犬の最大の主治医は、飼い主だと思っています。
最終的に判断をし決断をするのは、獣医師ではなく飼い主が負う責任です。

獣医師には治療方針を出して頂き
 1.治療を行った場合に考えられること
 2.治療をしなかった場合に考えられること
 3.治療に関して他の選択肢はないか
 4.その治療は本当に必要なことか
など費用の事など含めて確認するようにしています。

インフォームドコンセント、セカンドオピニオンという言葉は広く知られるようになりましたね。
でも、一方通行だとその役割を果たせません。
獣医師が飼い主相手に理解できるように話すことも大切ですが、飼い主は、説明が理解できない場合にそれを理解できないときちんと伝える事もとても大事なことです。
うやむやに或いは任せきりにしないこと。
どうしても納得が出来ない場合には、病院を変える検討も必要になります。
ただ最初から病院を変える事を前提とした相談は、セカンドオピニオンではありませんが。
一度聞いただけで理解できるハズもありませんし、知識があっても近親者のことは気が動転するのは誰も同じです。
メモをとり時間に猶予がある場合には、後日を改めて再度説明を受けたいことをお願いして良いのです。
そして、理解をする為に、理解したことが誤っていないか確認する為に情報を収集します。

1対多数は、掲示板でも同じです。
相談している方は、初めてのことであっても、返事は過去に繰り返されていることも多いです。
獣医師広報板の過去発言検索システムは宝箱です。
投稿しても、返事がつかない場合は過去発言で検索すると情報を得られることもあります。

インターネットの掲示板は、仮想世界(バーチャル)であることを、飼い主は忘れてはなりません。
日々の生活・飼育環境や病歴など同じ状況ではありませんから、同じ病気相談内容でも実際に答えが出せるのは【現実世界で患者を診ることが出来る医師であること。】

例えば掲示板を利用するには、
「○○という病気はどんな病気ですか?」という質問には、適していますが。
「こんな症状で考えられる病気は何がありますか?」と言う質問には適しません。

ペットを守れるのは、飼い主だけです。
動物の具合が悪いと思うなら・・・「すぐに、病院に連れて行きましょう。」
治療に関して疑問があるなら・・・「まず、獣医師に治療方針や薬の作用副作用について確認しましょう。その時に、どのくらい治療経験があるかも確認しましょう。」です。

普段からペットを良く観察して欲しいと願います。
普段の様子で、少しでもおかしいな?と思えば、病院に!
何事もなければ、それも貴重な経験になります。
獣医さんから、「もっと早く連れてきていれば」と言われない良い飼い主になりましょう。

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