獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200502-28

山下先生へ
投稿日 2005年2月5日(土)01時09分 投稿者 ねこママ

お忙しいなか、色々とアドバイスを頂きまして本当に有難うございました。
正直、獣医師の先生から直接こんなご丁寧なアドバイスを頂けるとは思ってもいなかったので山下先生の投稿には大変驚き、感謝の気持ちで一杯です。。。本当に有難うございました。
それに今まで猫を何十匹と飼って来て病院も何軒か行きましたが、山下先生のようにしっかりと問診までしてくださる病院はなかったので、その事にも驚きました。素晴らしい先生ですね♪
人間社会においては「インフォームドコンセント」と言う言葉をよく耳にしますが、口を利けない動物を飼っている私自身がもっとその自覚を持って「聞いてもよく判らないから」ではなく、積極的に医師と話し合うべきだと山下先生をはじめここに書き込みをして下さった皆さんを通じてつくづく思い知らされました。本当に有難うございます。
また口内炎の治療方針についても、やはり今通っているK医師から最初に抜歯を薦められ、カリカリも食べれるようになると説明も受けましたが、やはり歯が無くなる事への違和感と、15歳という年齢で全身麻酔というリスク、それに抜歯には大変なお金がかかるとの事で、昨年には慢性腎不全で1匹亡くし、ましてや他にも3匹の子が居る我が家では金銭的な厳しさもあり、ついつい長期間に渡り効果のあるという注射に頼って、抜歯を見送っていたのが現状です。
でもそれが原因で糖尿病にかかったとなれば、私はただただ反省するばかりです。。
あと、現在通っているK病院に転院する前、2年間通っていたM病院では、口内炎という診断ではなく「歯槽膿漏」という診断だったので、抜歯の話は一切無く、そのまま注射と痛み止めの水薬という処方でした。
糖尿病にかかった現在では、K医師に今後の口内炎治療を聞くと「インターフェロンしか無いだろう」との事でしたが、今回の山下先生の先輩医師の実例も伺い、お陰さまで抜歯に対しての不安が安らぎ、逆に希望を持ちましたので、インターフェロン治療のリスクも詳しく聞いた上で、抜歯への選択も考えようと思います。
また、インスリン投薬に関しては退院当初ヒューマリンU薬1目盛り・N薬2目盛りの2種類を1日1回投与で血糖値70をキープ、退院後1週間目で35の低血糖を起こし、すぐにUが0.5、Nが1.5の指示を受け、更に退院から2週間目を過ぎた現在ではUが0.5、Nが1まで減り、やはり70キープで、お陰さまで担当医からは「この子はインスリンが要らなくなるかも」とまで言って頂けるほど回復をしているようです。
ただやはりインスリンの前の強制給餌が口内炎の子にはとても辛く、早く抜歯を検討した方がよさそうですね(笑)
長くなりましたが山下先生・・私の獣医に対する不信感を取り除き、また希望を与えて頂いて、本当にありがとうございました。

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