獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200503-38

次郎くん、がんばって!
投稿日 2005年3月5日(土)02時11分 投稿者

妹さん、今心配でしょうがないと思います。
わたしの猫も入院後、そういった状態になりました。12月23日に入院、治療をはじめてからしばらくしててんかんの発作が起こり、そして見た目におかしい、目の焦点があってない、見えているのかどうか・・・。視線は行ってるのに診察台のへりから前足を落としそうになったり、呼んでもわからないのか、人の顔を見ない。脳障害が発症したのかも・・・という状態になりました。実はその渦中、わたしは遠方にいたので何もできず、電話では母の悲観的な涙声、いてもたってもいられず獣医さんに電話して、受話器を猫のいるところに持っていってもらうよう頼みました。人間が動物に癒されるように、ペットも飼い主の声で元気がでるか・・・な?と・・・そのときは他に出来ることがなかったので、人に笑われそうですが、精一杯でしたよ・・。
元旦に帰ってきてから面会に行って、そのときにもまだ意識モウロウという感じが見てとれて、まともに立てない状態のときもありました。
わたしたちの場合、どれだけ薬が強いんだろう?とギモンに思いました。症状が悪化した、というよりは、インシュリンにしても人間用です。その量を試しながらこの猫に合う分量を検出していうわけですから獣医さんも大変だったと思います。インシュリンがきちんと効いて、データがとれるようならいいのですが、こうも効かない、なら他に原因があるのでは?と、わたしたちも考えました。糖尿病はいろんな合併症状が出ると言いますから。獣医さんに聞くとやはり腎臓や肝臓にも負担がかかっている、膵炎という言葉も聞きました。でもそれらを正確に調べるには次郎の妹さんもご心配のように、猫にとっても大きな負担と聞きました。なによりもストレスです。なのでわたしたちもそれ以上の検査を望みませんでした。
実は12月23日よりも前に一度入院したのに、環境の変化から猛烈なストレスで獣医さんに襲い掛かるくらいの猛獣に豹変して自ら血糖値を跳ね上げていたそうです。その日は近寄ることすらさせなかったし、むしろカラダに悪いので急遽退院、自宅で様子を見る、という処置になりました。それくらいストレスは猫にとってかかわりがあるんだ、その時初めて知りました。ストレスも侮れないとわたしは思います。(それほど神経質になってるわけじゃないですが。)その後幸運にも危険な状態から復帰し、今に至るわけです。
次郎の妹さん、あまりお役に立てませんが、落ち着いて様子をみてみてください。きっと大丈夫と信じています。




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