獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200503-94

Re:友人の犬の困った行動について
投稿日 2005年3月12日(土)19時02分 投稿者 みなみ

そうですね、やっぱり「ダメ(ノー)」は緊急時のみで力を発揮するものですね…言葉の性格から考えても。それは大賛成です。たぶん、「ダメ」という言葉の意味は無理に教えなくても、しばしば聞く機会があればなんとなく理解できるようになるとは思いますね〜。

天罰はとっても効果的というのは経験的にも他からの情報からも納得です。でも、ホントにラッキーで起こってくれれば良いのですがそういうわけにはいかないので、とっても悩むところです。なにか天罰になるトラップでもしかけておけばよいのですが・・・それに慣れてしまったりすると効果ないし、飼い主がやっていることに気づかれたら信頼度が下がりますし、なにかとリスクが高いところですね。もちろんやってみる価値はあるのですが、なにか効果的な天罰はないんでしょうかねえ(笑)

海が好きさんが書かれたように1、2番については恐怖、おびえ、恐れが基盤にある気がします。もちろん3番もその可能性がありますが、他の可能性もあるのではとも思います。たぶん、今現在では条件付けされてしまっている気がします(子供がキャーキャー走る→吼える)。そのきっかけになった過去に、
(1)キャアキャア楽しそう→僕も仲間に入れてよ!!(ワンワン)、
(2)キャアキャア言って通り過ぎる→縄張りに他の生き物が入ってきたぞ、何者だ!!(ワンワン)
くらいの可能性があるような気がします。(2)はどうなんだろうと思いましたが、縄張り意識の強い子ならあり得るかなと思ったので…。あとこのことに「なに鳴いてるのよー」などの興奮し気味の声がタイミングよくかかることが続くと条件付けされてしまうかもしれません。
現にうちのパグは郵便屋さんがくるとものすごい勢いで縁側(古い家屋なのである)に走り寄り、1回窓を衝撃で割ったことがあるらしいです…激しすぎ(泣)ちなみに現在はお客さんや郵便屋さんが来た時には座らせて待たせています。家に入ってくると動いてはしまうのですが、激しい突進しなくなったようです。
まだトラブル対処はあんまり考えてない(というか手が回っていない)ので苦手なので、3番に対するいい解決策が思いつかないのですが、飼い主がその場にいて座らせたりすることで少しは興奮を抑えられるかもしれませんね。あとはもし可能なら、その子達にボランティアで何往復も家の前を走ってもらって一時的に慣らしてみる、などの手も有効かもしれません。

1.2番については、各飼い主さんに、過去に好きなお菓子を途中で取り上げたり、寝ている時に犬にとって嫌なことをしたことがないか記憶をたどってもらうのも、同じことを繰り返さないためにもいいかもしれませんね。他の人にとっても参考になるし・・・。

ちなみに、寝ている時に近づくと唸るというのは初耳だったので、もし自分の犬がそんな風になったらとってもショックですねー。パグはなでられるのが好きなので寝ているときもよくもんでましたから(笑)

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