獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200504-33

プロキオン先生
投稿日 2005年4月4日(月)23時00分 投稿者 鳥飼い

鳥飼いです。
ご意見ありがとう御座います。
もしかしたら暗黙のタブーな話題を投げかけてしまったのかなぁ、
と思ってしまいました。なんとなく急かした様な形になって
しまったのもすみませんでした。

でも、おかげで先にレスを下さった方々の意見と合わせて色んな
疑問に対して自分の経験と照らし合わせて咀嚼できた気がします。
多分に自己流(と言うか旧い)の飼育をしていて、インターネット
や最近の飼育書を読んで成る程なぁと思う反面、こんなにも鳥飼い達が
飼育に神経を使っているのにも関わらず、何かボタンを掛け違えて
いる様な違和感を感じていたのです。

発情に関する私の疑問は経験的な直感に過ぎないのですが、
改めて理解が深まりました。発情すればメスは卵巣に、
オスは精巣に負担がかかるだろうと思うし、吐き戻しを
しょっちゅうさせればそのう炎になりやすく体内のバランスが
崩れるのも判ります。
多少の意味は違うかも知れませんが飼い犬や飼い猫の去勢も
そうした発情からくるトラブルを防ぐ為に行われるのでしょうから。

予防も大切だと思いますが飼い主が「安心」する為に盲信するなら
問題だと言う事ですよね。
これはサプリに限らず、あらゆる事に言えますね。
ペレットにしても、保温のやり方にしても。

実は私が理想的に思える飼い方は昔、小学校や動物園にあった
禽舎なんです。飼育に手間なんかかけてなかったし、多少不衛生です。
しかし真冬であっても元気にさえずり、飛び回る姿は子供の頃、
小鳥の小さな楽園の様に思えたものです。
群れて生きるセキセイインコの様な鳥等はお互いさえずりあう事で
精神的に安定し、寒ければ身を寄せ合い、雛は親に育てられる事で
充分な栄養と免疫を貰い自然に健康を保っていたのではないでしょうか。
家庭でそんなのちょっとムリですが、、というか「手乗り」とした
時点でもう飼い主の罪深さは始まっているのでしょう。
疑う事なく人に懐いてくれる小鳥達を見ると何か後ろめたい気がします。
コンパニオンバードでなくても飼い主は「餌やり係」でいいじゃ
ないか、病気に備えて人や手を怖がらない程度にすれば充分だと。
最近はそう思ってます。

話それましたが、私は無論の事これを読んだ他のたくさんの
鳥飼達にも色んな示唆を与える貴重な意見を頂いたと思ってます。
重ね重ねどうもありがとう御座いました。

でも私とプロキオン先生が同一人物だとは光栄な話ですが
さすがに誰も思いませんよ〜(笑)

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