昨夜というか、今朝未明、午前１時を少し過ぎた頃、玄関のチャイムが
ピンポンとなりました。

寝入りばなを起こされて、ボーッとした状態で眠い目をこすりながら、
玄関をあけると誰も居ません。
「あれ？」と思って、一歩外へ出てみると足のが何かを踏みました。足
下には、今年の春先に生まれたと思われる赤虎の子猫が１頭、手足を伸
ばして眼と鼻から血を出して横たわっていました。
私が踏んだのは、その猫の尻尾でしたが、とても後味が悪かったです。

全身びしょ濡れでしたから、車で跳ねられて水たまりへ入ってしまった
のかもしれません。黙って玄関先へ捨てていったからには、その人物が
事故の加害者なのでしょう。
自らが責任を取らずして逃げてしまう、その上、後始末をまったく関係
のない別の誰かに強制的に押し付けるという理不尽さ！

本当に　卑怯だとおもいます。

私のところには、埋めてあげる庭がないですから、処理にもお金が必要
です。真夜中にピンポンダッシュをした人間に対して、本当に怒りがこ
みあげます。

動物病院は、善意だけでは運営できないし、ボランティア病院として開
設したつもりもありません。
その事は、「動物よくある相談」の「獣医療はビジネスか」においても
書いたつもりです。

この記事をお読みになったみなさんは、決してそのような卑怯な行為は
為さらないで下さい。

定番質問の回答集「動物よくある相談」ーーー「獣医療はビジネスか」
http://www.vets.ne.jp/faq/pc/anihos001.html