獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200508-21

オカメインコ
投稿日 2005年8月2日(火)05時44分 投稿者 sutemaru

素人療法でも医師が使うものはありますね。
医師が使えばとか一般の飼い主さんが使えばという事より、治すためにはもし医師が間に合わなかったら自分でするしかないときもありますから、参考にはして良いと思いますよ。
ただベテランの先生でしたら素手で何も使わなくても軟卵を出してしまう事もありますし、それが出来るだけの体力が鳥にあるかどうかも問題だと思いますね。
鳥の場合時間が勝負という事が多いですから具合が悪いと思ったらまず病院を探してすぐ連れて行くことの方が大事だと思います。
この子の場合も方法がオイルだから鳥を知らないと判断するより、明らかに軟卵だとか卵詰まり等の判断で治療されたのか、卵であって脂肪だとか腹水だとかではないとの診断が付いての治療なのかなど、また手術をするかどうかの判断をされているのか(体力の問題など考えているかどうか)、それらをちゃんと把握してから判断された方が良いと思いますよ。

今回気になった事は、オカメインコのカメちゃん さんが数年前からこのような様子をしていたにもかかわらず年齢と共にさらに弱ってくる事は判っているのですから、最初の軟卵を出した時にその子の体の事をもう少し考えて栄養面だとか環境について改善してあげればよかったのではないかと思うところがあります。今からでも遅くはありません。20年が当たり前の寿命だとはちょっと思えないところもありますが、まだまだ飼育環境や栄養面を治してあげるところはあると思いますので、今回無事に通り過ぎる事が出来たらそちらの方を考えてあげて欲しいと思います。

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