獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200604-170

RE、眼瞼の腫瘍、プロキオン先生へ
投稿日 2006年4月20日(木)18時05分 投稿者 田口正行

講師の先生が言われていたChalazionに対する治療は、通常外科的なソウハですので、言われていることに矛盾はありません。
先生が勘違いをされているのは、肉芽腫と腺腫の違いを誤解されているのだろうと思います。
犬の眼瞼に多発するのは、マイボーム腺腫はadenoma(腺腫)であり、先生の言われている炎症に関連したものとは異なります(これまでに切除した眼瞼腫瘍:20〜30以上は組織診断を見ています、もすべadenomaとされたものは、炎症性の肉芽ではなく、腺種でした)。

adenomaとchalazionは全く異なる病態です。


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