獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200605-160

Re:コザクラインコのくしゃみの件
投稿日 2006年5月15日(月)05時41分 投稿者 sutemaru

差し餌が終わっている状態だとすると誤嚥性の肺炎の疑いは無くなると思います。
鳥の肺の場合、哺乳類等とは異なった構造、機能が見られます。
鳥は呼吸時全ての間、肺の容積は殆ど変化しないのです。その為聴診による呼吸器感染を知る事はかなり不可能に近いのです。
例えばくしゃみ、鼻水の場合、色々考えられます。
栄養性、機会性、寄生中性、環境性などは色々組み合わされて起こったりします。
最初のクシャミが鼻の穴に種が入ってしまっても起こりますし、鼻汁も出ますし、栄養失調だと菌などの感染が起き易いかもしれません。まだ若いですから腫瘍などの可能性は少ないかななど、色々考える事が必要だと思います。
まず鼻が刺激を受ければクシャミが出て、鼻汁が出ます、それがひどくなると鼻の周りがガビガビになってきます。両側から出ているのか、片側だけなのかも判断の基準の助けになるでしょう。
それより奥に入っていくと病気も色々出てきますからやはり診断が必要なのですが、クシャミ鼻汁までの段階ですとその辺から考え始めていかれるといいかもしれません。
ただ鳥は元気を装いますので、鳥を専門に診てくださる病院で診察していただくと良いと思います。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。