獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200605-324

ガイドラインでの、肺動脈内寄生にたいする記述
投稿日 2006年5月29日(月)14時54分 投稿者 Big 1

以下は、AHSの情報に基づいて書かれたガイドラインの記述です。
急性症(VCS)ではないフィラリア症の場合についてのものです。
私は、この考え方に異論はありません。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
X線透視ガイド下ではフレキシブルアリゲーター鉗子を肺動脈幹部と葉間動脈へ挿入でき
る。この手術の術中死亡率は非常に低い。肺動脈塞栓症の危険性が高い犬では、成虫駆除
剤の投与を始める前にできるだけたくさんの虫体を物理的に摘出しておくと全体的な存命
率および快復率は有意に向上する。摘出(吊りだし)手術が行える施設ならば、濃厚感染で
リスクの高い犬ではこの方法が第一選択肢となる。しかしながら、この治療法を選択する
前に、心エコー検査で右心・肺動脈内を調べてアクセス可能な位置に十分な数の虫がいる
かどうかをチェックしておくべきである。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:ホームドクター・専門診療・救急:神奈川最大級のプリモ動物病院グループ様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。