そうですね…感情や好き嫌いで物事の善悪を判断し決めつけるのは良くありませんね。私は避妊去勢手術が絶対一番の最善の方法だとは思っていません。自然の摂理に反している、本当の動物の気持ちを聞けば｢子供を産んで育てたい｣と思っているかも…将来絶滅の危機を招いてしまうかもしれません。でも目前に起こる現実に対し、何が出来るかと考えます。飼われる事もなく餌もなくガリガリに痩せ、自分で死ぬ事さえ出来ない生き地獄を毎日必死に生きている…時には虐待され、いたずらに殺されたり。私は辛くて悲しい事だと思います。そして《命》として…何の為に生まれて来たのだろう…温もりや優しさも知らず、苦しむだけ？嬉しい事や楽しい事はあったのかな…そう思うと同じ生きる《命》として、ましてや知恵や言葉や力を持つ人間が何か出来る事はないかと思うのです。殺せば済むのでしょうか…せめてこれ以上かわいそうな命が増えないようにする手術の方がベターだと思うから手術をするのです。生まれた子猫を手に取り、生きている温もりを感じながらも崖下に投げてて殺すのとその手前でそうならないようにするのは一緒だと坂東さんが言われる事に価値観が違う事は承知の上ですが、納得出来ないのです。