獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200608-72

RE:獣医学生さんへ の関連
投稿日 2006年8月11日(金)06時48分 投稿者 Big 1

そういう考えをなさる方がいるだろうことも予想できました。
が、私は全面的には賛同いたしかねます。

こういう掲示板に書き込まれた情報は、その一部のみがコピーされ一人歩きすることが多々あります。そういう意味では、待合室の立ち話や患者さんとの対面会話とは根本的に異なります。


>患者本人がテメエの病態や治療の経緯を大勢のひとに開示するかどうかは患者が決めることです。獣医療の場合、患者の代理人たる畜主にその権限があるでしょう。

は異論のないところでありますが、これを今回の事例に当てはめるのは乱暴、いや詭弁に近いでしょう。

質問者は、「飼い主としての気持ちに負けない」情熱ではあっても、獣医学生として質問しおられます。学術的技術的関心事としての質問であることも明白です。

今回の質問内容は、正確な薬用量や効果がはっきりとしないものについてであり、情報コントロールが難しい場でディスカッションするのにふさわしいものと思わない関係者が多いであろうと思います。そういう意味で、さらに深いディスカッションが可能になるであろう場に誘導することになんの問題があるでしょうか。

私は、「情報公開」と「情報垂れ流し」は似て非なるものだと思っています。

が、そんなこととは全く関係無しの原則があります。

質問者がこうした場で質問する自由があるのと同様に、コメントする側にも答えない自由もあります。コメントする場所を選ぶ権利は、コメントする側にあるということです。

今までの記憶によると、この件についは、どこまで議論しても平行線なのだろうとおもいますけどね。

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